コワーキングスペース「ウィーワーク」仮想通貨決済に対応|資産としての保有も予定
起業家向けのコワーキングスペースを提供している米国の大手企業「WeWork(ウィーワーク)」は2021年4月20日に、仮想通貨決済サービスを提供している「BitPay(ビットペイ)」との提携を通じて、オフィススペース貸出料の支払い手段として「BTC・ETH・USDC・PAX」などの暗号資産を受け入れることを発表しました。同社は支払いで受け取った仮想通貨を財務資産として保有することも報告しています。
WeWork(ウィーワーク)「仮想通貨決済」に対応
WeWork(ウィーワーク)は2021年4月20日に、仮想通貨決済サービスを提供している「BitPay(ビットペイ)」との提携を通じて、オフィススペース貸出料の支払い手段として暗号資産を受け入れることを発表しました。
支払いに利用できる暗号資産としては以下のようなものが挙げられており、その他の複数の暗号資産も支払い手段として受け入れると報告されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・USDコイン(USD Coin/USDC)
・パクソス(Paxos/PAX)
WeWork(ウィーワーク)は起業家向けに共同作業空間を提供している米国の大手企業であり、世界29カ国111都市に528カ所以上の拠点を有し、50万人の会員にコワーキングスペースや「WeWork Commons」というコミュニティーを提供しています。
暗号資産は「財務資産としてそのまま保有」
WeWork(ウィーワーク)は今回の発表の中で『支払いで受け取った暗号資産は現金化せずに、財務資産としてそのまま保有する』ということも報告しており、家賃やサードパーティへの費用支払いについても『暗号資産取引所Coinbase(コインベース)が対応しているものであれば仮想通貨で支払う』と説明しています。
Coinbase(コインベース)はWeWorkのメンバーに参加している代表的な大手企業の1社ですが、今回の発表では『CoinbaseがWeWorkの会員費を仮想通貨で支払う最初のメンバーになった』ということも報告しています。
米国では『仮想通貨決済に対応した』という報告が相次いで行われており、最近ではアメリカ最古のワインショップである「Acker(アッカー)」、老舗ニュースマガジンである「TIME」、マイアミのナイトクラブ「E11EVEN」なども仮想通貨決済に対応することを発表しています。
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