PayPal(ペイパル)「仮想通貨機能備えたアプリウォレット」今後数ヶ月で公開予定
決済大手「PayPal(ペイパル)」のCEOであるダン・シュルマン氏が2021年7月28日に開かれた「2021年第2四半期の決済発表」の中で、仮想通貨機能などを備えた新しいスーパーアプリウォレットが米国で今後数ヶ月以内に立ち上げるられることを明かしたことが「Cointelegraph」など複数の報道で明らかになりました。
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「仮想通貨機能を備えた新ウォレット」近日公開か
PayPal(ペイパル)のCEOであるダン・シュルマン氏は2021年7月28日に開かれた「2021年第2四半期の決済発表」の中で、仮想通貨機能などを備えた新しいスーパーアプリウォレットが米国で今後数ヶ月以内に立ち上げるられることを明かしたと伝えられています。
報道によると、このアプリウォレットには「高利回りの貯蓄機能・口座振替資金への早期アクセス・メッセージング機能・追加の仮想通貨機能」などが搭載されているとのことで、『コードは既に完成している』とも報告されています。
また、シュルマン氏はこのウォレットについて『高度なAIと機械学習機能によって駆動する独自のものになる』と語ったとも報告されています。
純収益・決済処理総額も順調に増加
PayPal(ペイパル)は2020年11月に「暗号資産4銘柄の売買・保管サービス」の提供を開始しており、2021年3月には仮想通貨4銘柄で支払いができる仮想通貨決済サービス「Checkout with Crypto」の提供を開始、2021年4月には同社が所有するモバイル送金サービス「Venmo(ベンモ)」に暗号資産を取引・保管することができる新機能「Crypto on Venmo」を追加しています。
今回の決済発表は同社が仮想通貨取引サービスを開始してから3回目の決済発表となっていますが、2021年第2四半期の純収益は昨年同期と比べて+17%となる62.4億ドル(約6,850億円)、処理した決済の総額は昨年同期と比べて+36%となる3,110億ドル(約34兆円)、新規アクティブアカウントは1,140万を記録して、アクティブアカウント総数は4億300万に達したと報告されています。
また、ダン・シュルマンCEOは『当社は消費者が資金源として仮想通貨を使用できるようにしている数少ない決済会社の1つであり、Venmoでは仮想通貨取引に強い支持が集まっている』と語ったとも報告されています。
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