米SEC「ProSharesのビットコイン先物ETF」を承認|BTC価格は700万円台まで回復
米国証券取引委員会(SEC)は2021年10月15日に「ProShares(プロシェアーズ)」が申請していたビットコイン先物ETFを承認したことを明らかにしました。また、仮想通貨業界では「Valkyrie(ヴァルキリー)」のビットコイン先物ETFもまもなく承認される可能性があると期待が高まっており、ビットコイン(BTC)の価格はここ最近の価格上昇で700万円台まで回復しています。
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米国初「ProSharesのビットコイン先物ETF」承認
米国証券取引委員会(SEC)は2021年10月15日に「ProShares(プロシェアーズ)」が申請していたビットコイン先物ETFを承認したことを明らかにしました。ProSharesのビットコイン先物ETFは2021年10月18日にローンチされる予定となっており、上場先はニューヨーク証券取引所の「Arca」、ティッカーシンボルは「BITO」になると報告されています。
また、15日には「Valkyrie(ヴァルキリー)」が提出していた有価証券オファーリングを行うための書類を受け入れたことも報告されており、Valkyrieのビットコイン先物ETFの上場先である「NASDAQ(ナスダック)」が書類提出後にValkyrieETFの上場を受け付けることも報告されています。
米国でビットコインETFが承認されたのは今回が初であり、Valkyrieのビットコイン先物ETFも承認される見込みで、その他にも「Invesco、VanEck、Galaxy Digital、Advisorshares、SkyBridge、Fidelity」などといった様々な企業がこれまでに仮想通貨ETFを申請しているため、米国でこれらの仮想通貨ETFが承認されれば、仮想通貨市場にとっての大きな好材料になると期待されています。
>>「ProShares」に関するSEC書類はこちら
>>「Valkyrie」に関するSEC書類はこちら
ビットコイン価格は「700万円台」まで回復
ビットコイン(BTC)は今年4月に700万円付近まで高騰した後に320万円付近まで下落していたものの、一連の報道を受けてBTC価格は再び過去最高値700万円台まで回復しています。
2020年10月23日〜2021年10月16日 BTC/JPYの日足チャート(画像:bitbank)
2021年のビットコイン価格予想では『1,000万円〜2,000万円付近まで上昇する』という予想が以前から数多く出ていましたが、ここ最近ではビットコインのハッシュレートも回復してきており、好材料となるニュースも増えてきているため、今後の価格上昇には期待が高まっています。
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