ビットフライヤー「ETHPoWトークンへの対応方針」を発表
暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」は2022年8月22日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」に伴うハードフォークでETHが「ETHPoW」と「ETHPoS」に分裂した場合の対応方針を発表しました。
こちらから読む:Web3プロジェクト"MetaSolare"発足「暗号資産」関連ニュース
ETHPoW誕生時の現物付与/現金交付などを検討
bitFlyer(ビットフライヤー)は2022年8月22日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」に伴うハードフォークでETHが「ETHPoW」と「ETHPoS」に分裂した場合の対応方針を発表しました。
イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」は、イーサリアムで採用されているコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」へと移行する大型アップグレードであり、現時点では日本時間2022年9月15日頃にアップデートが実施される予定となっています。
このアップグレードによって現在のETHは新たにPoSを採用した新しいバージョンに移行する予定となっていますが、コミュニティでは「イーサリアムのハードフォークを行なってチェーン分岐後もPoWを使い続ける」という意見が出ているため、この意見が採用された場合には「PoSを採用したETHPoS」と「PoWを採用したETHPoW」という2つのイーサリアムに分裂する可能性があります。
多くの暗号資産取引所では基本的に「PoS版のETH」を新しいETHとして取り扱う方針が示されていますが、ビットフライヤーは『ETHPoWが誕生した場合は、ETHPoWトークンの価値・ユーザーからの要望などを注視し、状況によってはETHPoW現物での付与・取扱い/価値相当額の現金交付を検討する』との説明を行なっています。
なお、ETHPoWを取り扱う場合には、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)などの審査プロセスを経る必要があるとも説明されています。
イーサリアムの大型アップグレードで「ETHPoW」と「ETHPoS」に分裂した場合の対応方針については、暗号資産取引所「Huobi Japan(フォビジャパン)」からも発表が行われています。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
コロナウイルス対策で「ブロックチェーン卒業証明書」を無償提供:LasTrust株式会社
Oasysに「AI活用のドラゴン育成NFTプロジェクト」が登場:OASYX series2:RYUZO(龍造)
GMOコイン「シンボル(Symbol/XYM)」取扱い開始|NEM保有者へのXYM付与も実施
ビットコイン価格「30,000ドル」に到達|考えられる上昇理由と今後注目の価格帯は?
SONY:ゲームNFT活用した「Super-Fungible Token(SFT)」の特許申請
ブロックチェーンで「地下水管理」を効率化|IBMリサーチが干ばつ問題に対処
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧