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ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2021年5月30日〜6月5日


2021年5月30日〜6月5日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2021年6月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

コインチェック:国内初の「IEO」夏に実施

Coincheck(コインチェック)は2021年5月31日に、取引所が主体となって企業やプロジェクトのトークン発行・資金調達を支援する「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)」を2021年夏に実施することを発表しました。

最初のIEOでは「Hashpalette(ハッシュパレット)」が2021年3月にテストネットをローンチしたNFT特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」のユーティリティトークンである「PLT」が販売される予定となっています。

SEBC「ビットコインの相談窓口」のサービス開始

サクラエクスチェンジビットコイン(Sakura Exchange BitCoin/SEBC)は2021年6月3日に、暗号資産に関する困りごとを無料で相談することができる『ビットコインの相談窓口』のサービスを本日3日から開始したことを発表しました

『ビットコインの相談窓口』サービスは、暗号資産に関する様々な困りごとについて無料で何度でもオンライン相談することができる窓口となっています。

bitFlyer「日米間のクロスボーダー取引」開始

bitFlyer(ビットフライヤー)は2021年6月4日に、米国向けの暗号資産取引所「bitFlyer USA」でBTC/JPYの取引ペア提供を開始し、日米間のクロスボーダー取引が可能になったことを発表しました。

bitFlyerはビットコイン取引量で5年連続国内No.1を獲得していますが、今回のクロスボーダー取引が開始されたことによって、BTC/JPYの流動性がさらに向上すると期待されています。

Google「仮想通貨の広告ポリシー」を明確化

Google(グーグル)が仮想通貨関連の広告方針(ポリシー)を明確化し『8月3日から、米国を対象として仮想通貨取引および仮想通貨ウォレットを提供する広告主は、特定の要件を満たし、Googleの認定を受けている場合に、これらの商品とサービスを宣伝することができる』といった内容を追加したことが明らかになりました。

LocalBitcoins「複数のアルトコイン」をサポート

ユーザー間でビットコインや法定通貨などを直接取引することができる大手P2P取引所「LocalBitcoins(ローカルビットコイン)」が「USDT・DOT・ADA・BCH・USDC・LINK・DOGE」などといった複数のアルトコインを支払い手段として追加したことが明らかになりました。

LocalBitcoins(ローカルビットコイン)は今回の中で世界各国の決済手段を多数サポートしたことなども報告しています。

グラセフ6に「ビットコイン」登場の可能性

Rockstar Games(ロックスター・ゲームズ)が販売している世界的に人気のオープンワールドアクションゲーム「グランド・セフト・オート(Grand Theft Auto/GTA)」の最新作「GTA6」で、仮想通貨ビットコイン(BTC)が登場する可能性があることが明らかになりました。

ゲーム関連の情報をリークしているTom Henderson氏は『GTA6では一部のミッションをクリアすることによって、現金の代わりにBTCで報酬が支払われると聞いた』と語っています。

製薬大手「Symbol基盤のネットワーク」に参加

ネム(NEM/XEM)は2021年5月31日に、スイス証券取引所に上場している世界的な製薬・ヘルスケア企業「Roche(ロシュ)」が、シンボル(Symbol/XYM)を基盤として構築されたヘルスケア分野に特化したブロックチェーンネットワーク「dHealth Network」にスーパーノードとして参加したことを発表しました。

Roche(ロシュ)は、1896年に設立された、スイスのバーゼルに本拠を置く世界的な製薬・ヘルスケア企業であり「ビタミン剤の生産」や、インフルエンザウイルスに効く抗ウイルス薬「タミフルの販売」などで知られる大手企業であり、2019年の世界の製薬企業のランキングでは第2位にランクされているため、今回の発表には注目が集まっています。

Cardano×Nervos「クロスチェーンブリッジ」構築へ

カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の開発を担当している「Input Output」は2021年6月2日に、中国を拠点とするブロックチェーンプロジェクト「ネルボス(Nervos/CKB)」と提携し、それぞれのブロックチェーンに相互運用性をもたらすためのクロスチェーンブリッジを構築していることを明らかにしました。

ブリッジが構築されると両方のブロックチェーンの開発者がそれぞれのサービスや機能にアクセスすることができるようになるため、CardanoとNervos両方のDApps(分散型アプリ)のエコシステムやユーザー基盤が拡大すると期待されます。