2023年4月30日〜5月6日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
機密情報を盗むマルウェアに要注意
MacOSを搭載したデバイスから様々な機密情報を盗み出そうとする新しいマルウェア「Atomic macOS Stealer(AMOS)」が、メッセージアプリTelegram(テレグラム)で販売されていることが明らかになりました。
セキュリティ専門会社「Cyble Research」の報告によると、AMOSを利用するサイバー犯罪者は月額1,000ドル(約13万円)を支払うことによって一連のツールを利用できるとされているため、今後はこのマルウェアを利用した攻撃が増加する可能性があります。
スター・ウォーズの「NFTコレクション」が登場
NFTを活用したデジタルトイ(おもちゃ)を展開している「Cryptoys」は2023年5月4日に、Star Wars(スター・ウォーズ)のNFTコレクションを発売することを発表しました。
このNFTコレクションは、Cryptoysが展開するデジタルトイの最新作で「ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、ダース・ベイダー」など、Star Warsに登場するキャラクターのデジタルトイ15種類が提供されると伝えられています。
フードNFTのトークセッション開催へ
シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン上でNFTを発行できるサービス「NFT-Drive」を用いた食品関連のNFT『フードNFT』を展開している「フードNFTコンソーシアム」は2023年5月1日に、フードNFTに関するトークセッションを2023年5月30日に開催することを発表しました。
このイベントには会員以外も無料で参加することが可能で、『味のデータ化・NFT・ブロックチェーン技術など各自の得意分野を軸にフードNFTにまつわるさまざまなトピックスを共有し、トークセッションの後はNFTを体験できるワークショップも実施、知識・体験の両面からフードNFTについて理解を深める』と説明されています。
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Cardano「Hydra Head」がメインネットで稼働
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output」は2023年5月4日に、Cardanoブロックチェーンの拡張性を高めるスケーリングプロトコル「Hydra」がメインネットで稼働したことを明らかにしました。
また先日6日には、カルダノ関連の暗号資産を売買できる分散型取引所「SundaeSwap」で、ユーザーの利便性を向上させることを目的とした複数のアップデートが実施されたことも報告されています。
「Coinbase International Exchange」設立
Coinbase(コインべース)は2023年5月2日に、グローバル市場向けのデリバティブ取引所となる「Coinbase International Exchange」の立ち上げを発表しました。
「Coinbase International Exchange」は、米国以外の適格な管轄区域に拠点を置く機関投資家が利用できるデリバティブ取引所であり、最初はBTCとETHの無期限先物契約を取り扱い、最大5倍のレバレッジ取引が可能だと報告されています。
"暗号資産のハブ"に向けて
ビットコイン、次の半減期まで残り1年
ビットコイン(BTC)の価格予想を行う際にも重要視されている「半減期」まで、残り1年未満となったことが明らかになりました。
「10分で1ブロック」のペースでビットコインのマイニングが進んだ場合には次の半減期が2024年4月28日頃に訪れる予定となっており、現在のブロック生成時間「約9.08分で1ブロック」のペースでマイニングが進んだ場合には2024年4月26日頃に次の半減期が訪れる予定となっています。
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新たなミームコイン「PEPE」価格上昇続く
2023年4月中旬にリリースされたミームコイン「ぺぺ(PEPE)」の新規上場が続き、大幅な価格上昇が続いていることから、仮想通貨業界で注目が集まっています。
PEPEは「OKX・Huobi・Bitget・MEXC」などといった様々な暗号資産取引所に上場していましたが、先日6日には大手暗号資産取引所「BINANCE」にも上場したため、さらに注目が集まっています。