
米Coinbase:ビットコインSV(BSV)保有者に警告|完全にサポート終了へ
2024年に「残されたBSVの精算」を実施
米国の大手暗号資産取引所Coinbase(コインべース)が、仮想通貨ビットコイン・サトシビジョン(BSV)の取り扱いを完全に終了することが明らかになりました。
ビットコイン・サトシビジョン(BSV)は、2018年11月にビットコインキャッシュのハードフォークで誕生した仮想通貨であり、"自称サトシ・ナカモト"として知られるクレイグ・ライト氏が支持している仮想通貨としても知られています。
Coinbaseは、51%攻撃(*1)の影響で2021年にBSVのネットワークが不安定になったことを受けてBSVを上場廃止にしていましたが、その後もCoinbaseのユーザーは取引所のウォレットでBSVを保管することが可能となっていました。
(*1)51%攻撃:悪意のあるグループや個人がネットワーク全体の採掘速度の50%以上を支配して不正取引を行う攻撃のこと。
しかし、Coinbaseは今回、同取引所のユーザーに対して送信したメールで「2024年1月9日までにBSVを出金しなかった場合には、アカウントに残されたBSVが清算されることになる」と注意喚起を行ったとのことで、2024年1月9日にはBSVの取扱いが完全に終了することになると報告されています。
ビットコインSV(BSV)は、日本の暗号資産取引所である「ビットトレード」を含めた複数の取引所に上場していますが、Coinbaseで残り分BSVの精算が行われた場合には価格にも影響が出る可能性があるため注意が必要であると考えられます。
仮想通貨業界ではこの数年間で非常に多くの仮想通貨が発行されましたが、現在は世界中の取引所で上場廃止の発表も行われているため、マイナーな銘柄を保有している場合にはそのような上場廃止発表にも注意が必要です。
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(Decrypt報道)

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