ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ｜金持ち父さんの教え・脱税防止で国際協力など

2023年11月5日〜11日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

>>2023年11月に公開した記事の一覧はこちら

NOT A HOTEL「暗号資産NACのIEO」を計画

暗号資産を活用した不動産関連サービスを展開している「NOT A HOTEL」は2023年11月7日に、不動産を裏付とした独自の現実資産トークンである「NOT A HOTEL COIN（NAC）」のIEOに向けた検討を開始したことを発表しました。

NOT A HOTEL（ノットアホテル）は、自宅・別荘とホテルをアプリで簡単にに切り替えることができる「あたらしい暮らし」のサービスを提供している企業であり、2022年8月にはNFTとして利用権の販売を開始、2022年11月にはコインチェックとの協業も発表されています。

NACの詳細などはこちら

NOT A HOTEL：独自の暗号資産「NAC」のIEOに向けた検討開始｜DAOもスタート

ステーブルコイン「XJPY・XUSD」発行へ

三菱UFJ信託銀行は2023年11月6日に、暗号資産交換業者間の資金決済効率を向上させることを目的とした暗号資産業界横断ステーブルコイン「XJPY」「XUSD」の発行に向けた共同検討を開始したことを発表しました。

この取り組みは「Ginco」と「Progmat」との協業で実施されるもので、最大手の暗号資産流動性プロバイダーである「Cumberland Global」や、暗号資産交換業者である「ビットバンク」と「メルコイン」も先行して共同検討に参画すると報告されています。

ステーブルコイン関連の注目記事はこちら

AIでステーブルコインのデペグを予測「デジタル資産モニター」ローンチ：Moody's

暗号資産業界横断ステーブルコイン「XJPY・XUSD」の共同検討開始：三菱UFJ信託銀行など

マスクネットワーク（MASK）国内初上場

OKCoinJapanは2023年11月8日に、国内初上場となるマスクネットワーク（MASK）の取扱いを2023年11月22日から開始することを発表しました。

マスクネットワーク（Mask Network/MASK）とは、X（旧Twitter）やFacebookなどのSNSで暗号化されたメッセージを送信できる機能などを提供するWeb3ソーシャルメディアであり、MASKはMask Networkのガバナンストークンのことを指します。

お得なキャンペーンも開催中

マスクネットワーク（MASK）とは？特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

OKCoinJapan：マスクネットワーク（MASK）取扱いへ【国内初】

OKCoinJapan：学生の取引手数料を無料化「学割キャンペーン」開催へ

SHIB関連の注目ニュースが多数

シバイヌ（Shiba Inu/SHIB）は2023年11月7日に、SHIB関連の様々な情報を発信するWEBマガジンとなる「The Shib Magazine」を公開したことを発表しました。

11月7日には、Shib Walletに「シードフレーズなしで簡単にウォレットを復元できる機能」を搭載することも発表されています。

SHIB関連の記事はこちら

柴犬：Shib Walletで「シードフレーズを必要としないウォレット復元機能」を提供

シバイヌ関連の最新情報を発信、WEB雑誌「The Shib Magazine」公開

何かが始まる？シバイヌ主任開発者「SHIBインフルエンサー」に集合の呼びかけ

バイナンス「Binance Web3 Wallet」を発表

BINANCE（バイナンス）は2023年11月8日に、バイナンスアプリに統合された自己管理型のWeb3ウォレットである「Binance Web3 Wallet」のローンチを発表しました。

バイナンス関連のニュースでは「Binance messenger」という名称のアプリや、Ordinals（ORDI）の上場なども話題となっています。

ウォレットの詳細などはこちら

バイナンス：自己管理型ウォレット「Binance Web3 Wallet」を発表

BINANCE：11月8日に重要発表「Binance messenger」や「ORDI上場」も話題に

BlackRock「現物イーサリアムETF」を準備

約9兆ドルの資産を運用する世界最大の資産運用会社BlackRock（ブラックロック）が、現物イーサリアムETF（上場投資信託）の提供に向けた準備を進めてことが明らかになりました。

今月9日には、米国証券取引委員会（SEC）の暗号資産業界に対する過剰な取り締まりから業界を保護するための予算修正案が反対なしで下院を通過したことも報告されています。

ETH価格は2000ドル突破

ゲンスラー氏は役立たずの無能「米SECから仮想通貨業界を守る法案」が可決

【続報あり】ブラックロック：現物イーサリアムETF「iShares Ethereum Trust」の申請書類をSECに提出

仮想通貨の脱税防止｜約50カ国で取引情報交換

日本を含めた約50カ国は2023年11月10日に、税務当局間の自動情報交換に関する新しい国際基準である「暗号資産報告フレームワーク（CARF）」の実装に向けて共同で取り組んでいく方針を示す共同声明を発表しました。

暗号資産報告フレームワーク（CARF）は、仮想通貨関連の脱税防止に向けて各国の税務当局間で情報交換を行うための国際的なフレームワークであり、昨年10月にも経済協力開発機構（OECD）から「CARFに関する発表」が行われています。

2027年までに情報交換を開始

暗号資産の脱税防止に向けて世界規模で情報交換｜日本を含む約50カ国が共同声明

ロバート・キヨサキ氏が語る「金持ち父さんの教え」

ビットコイン・金・銀を強く支持していることでも知られる『金持ち父さん貧乏父さん』シリーズの著者ロバート・キヨサキ氏は2023年11月3日に「金持ち父さんの教え：その１」として、働く目的やお金の投資先について説明を行いました。

金持ち父さんの教えその１は「お金持ちはドルのために働かない」というものであり、その理由については「私たちの財産は税金・インフレ・株式市場を通じて偽物のお金で盗まれるように設計されているからだ」との説明がなされています。

キヨサキ氏が語った内容はこちら

ロバート・キヨサキ氏が語る「金持ち父さんの教え：その１」