仮想通貨ニュース週間まとめ「BINANCEが注目する今年のテーマ・Symbolでステーブルコイン」など

by BITTIMES

2024年1月14日〜20日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

>>2024年1月に公開した記事の一覧はこちら

BINANCEが見る「2023年・2024年の仮想通貨市場」

BINANCE(バイナンス)の研究部門である「Binance Research」は2024年1月15日に、2023年の振り返りと2024年のテーマに関する内容をまとめた合計140ページにわたる包括的なレポートを公開しました。

今回のレポートは「仮想通貨・ブロックチェーン・L1・L2・DeFi・ステーブルコイン・NFT・ゲーム・ソーシャル・資金調達・技術採用」などといった幅広い分析結果をまとめたものとなっています。

JPYC:Symbolでステーブルコイン発行か

日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を発行しているJPYC株式会社の岡部典孝氏は2024年1月16日に、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン上でステーブルコインを発行する可能性があることを明かしました。

岡部氏は以前からX(Twitter)上で「JPYCで公式対応してほしいブロックチェーン」に関するアンケートを実施していて、これまでのアンケートでは「Symbolへの対応」を希望する意見が多数出ていましたが、16日の投稿では『Symbolでステーブルコイン発行する可能性がある』とコメントされています。

FlareのFTSOに「Google Cloud」が参加

Flare Network(FLR)は2024年1月15日に、Flareネットワークを支えるFlare Time Series Oracle(FTSO)として「Google Cloud」が参加したことを発表しました。

FlareはGoogle Cloudのスタートアップ支援プログラムである「Google for Startups Cloud Program」にも参加したとのことで、仮想通貨FLRの価格は今回の発表を受けて急騰しています。

Finschia & Klaytn「統合計画」を発表

フィンシア(Finschia/FNSA)クレイトン(Klaytn/KLAY)は2024年1月16日に、アジアNo.1のブロックチェーンを構築することを目指す「Finschia & Klaytnの統合」に関する提案を公開しました。

この統合計画は「PROJECT DRAGON(プロジェクト・ドラゴン)」と呼ばれており、LINEとKakaoが有する大規模な基盤を連結することによって、アジア最大のWeb3ネットワークを構築する計画や、統合ブロックチェーン・統合トークンを新たに提供する計画などが語られています。

テスラのDOGE決済対応ステーションがハリウッドに?

ドージコイン(DOGE)を決済手段として受け入れるTesla社のスーパーチャージャー・ステーションの建設が、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッドで順調に進められていることが明らかになりました。

ハリウッドのスーパーチャージャー・ステーションは2024年内にオープンする可能性があるとのことで、Xユーザーは13日の投稿で「ハリウッドのスーパーチャージャーではDOGE決済が利用できる」と強調しています。

ソラナの新作スマホ「Chapter2」登場

ソラナ(Solana/SOL)のWeb3スマホ「Saga」を展開している「Solana Mobile」は2024年1月17日に、Sagaに続く第2世代のWeb3スマートフォンとなる「Chapter2」の先行販売を開始しました。

最近ではSolana基盤のミームコインである「Dogwifhat(WIF)」の価格高騰にも注目が集まっています。

柴犬「*SHIB Name Token」提供へ

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の主任開発者であるShytoshi Kusama氏は2024年1月17日に、仮想通貨の送受金をより簡単にするマルチチェーン対応のネームトークン「*SHIB Name Token」を導入する計画を発表しました。

ここ最近では、SHIBを大量に保有している複数の大口保有者(クジラ)が、数千億〜数兆枚のSHIBを暗号資産取引所のウォレットから外部ウォレットへと移動させているとも報告されています。

現物ビットコインETF「銀ETF」を上回る

現物ビットコインETFの運用資産額(AUM)が「銀ETF」の規模を超えて、米国で2番目に大きいコモディティETFになったことが明らかになりました。

米国で承認された現物ビットコインETFのBTC保有量を定期的に報告している「CC15Capital」によると、2023年1月18日時点の最新情報に基づく現物ビットコインETFの合計価値は、650,270 BTCに相当する約266億ドル(約3兆9,500億円)だとされています。

BTCはさらに下落する?著名アナリストの価格予想

ビットコイン(BTC)の価格は下落傾向にありますが、著名アナリストやトレーダーからは「さらなる下落の可能性」について警告する意見が多数語られています。

また、ビットコインの価格予想で知られる著名アナリストのPlanB氏からは「半減期・2024年・2025年のビットコイン価格予想」に関する詳しい説明もなされています。

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