日本支部の運営メンバーも募集中
カルダノ(Cardano/ADA)コミュニティが主導する会員制組織Intersect(インターセクト)の日本支部となる「Intersect Japan Hub」が設立されたことが明らかになりました。
Intersect(インターセクト)は、カルダノの開発・運用をコミュニティ主導で運営するための会員制組織であり、「各種イベントの開催・コミュニティ主導のガバナンス管理・ロードマップの指揮・システム安定のためのカルダノ推進・カルダノ技術のオープンソース開発調整」などを柱としています。
今回設立された「Intersect Japan Hub」はインターセクトの日本支部となる組織で、カルダノ財団公式アンバサダーであるYUTA氏(@yuta_cryptox)と、カルダノNFTプロジェクト「Kabuki東京」の創設者であるYURI氏(@BLUSTYURI1)が中心となって組織を発展させていくと報告されています。
インターセクトの日本支部設立についてはYUTA氏からも発表されており、現在は日本支部の運営メンバー募集も行われています。
分散化の時代に向けた鍵となる組織
カルダノ(ADA)では現在、Voltaire(ヴォルテール)と呼ばれる「真の分散化の時代」に向けた作業が進められていますが、YURI氏はインターセクトについて「Intersectは分散化の時代の鍵になる会員制組織」だと説明しています。
現在のカルダノはチャールズ・ホスキンソン氏が率いる「Input Output」が主導する形で開発が進められていますが、今後は「Intersect」などがカルダノ関連の重要な決定を民主的に決定していくとのことです。
Intersectの公式説明資料によると、カルダノのガバナンスは「オンチェーン意思決定・カルダノ憲法・機関」の3本柱で構成されており、Intersectはこの中の「機関」に属する組織とされています。
カルダノのガバナンスは全てのADA保有者が発言権を持てるようになっていて、インターセクト以外にも複数のガバナンス機関が存在しますが、Intersectも各メンバーが投票権を有する重要な組織の1つになると報告されています。
YUTA氏のX投稿に記載されている「Intersect Japan HubのLINEオープンチャット」では要望や質問などを書き込むことも可能で、今後は「Intersectに参加する理由」や「加入による特典」なども伝えていくと説明されています。
カルダノ関連の注目記事はこちら