米民主党の大統領候補者となったカマラ・ハリス副大統領の政策顧問に、仮想通貨関連企業とも関わりのあるデビッド・プラウフ氏が加わることがロイターなどの報道で明らかになりました。
カマラ・ハリス氏の陣営には、デビッド・プラウフ氏に加えて、オバマ政権時代にホワイトハウスの広報部長などを務めたステファニー・カッター氏や、オバマ政権時代に著名な政治コンサルタント・戦略家として活躍したミッチ・スチュワート氏らが加わる見通しだと伝えられています。
今回のニュースで注目を集めているデビッド・プラウフ氏は、2008年と2012年の大統領選でオバマ元大統領を勝利に導いた戦略担当の人物であり、今でも政治とビジネスの両分野で高く評価されています。
デビッド・プラウフ氏は2022年に大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)のグローバル諮問委員会に参加している他、法定通貨と仮想通貨の決済ソリューションを提供している「Alchemy Pay」でグローバル戦略顧問を務めた経歴も有しているため、プラウフ氏は仮想通貨関連の助言でも重要な役割を果たす可能性があると注目されています。
同氏が仮想通貨・ブロックチェーン関連の助言を行うことになるかどうかは不明であるものの、プラウフ氏は過去に「仮想通貨のための新しいルールの必要性」なども語っていたため、プラウフ氏からの助言は仮想通貨に関する適切な規制にもつながる可能性があると期待されています。
2024年の米大統領選挙では、共和党候補のドナルド・トランプ氏がビットコインを支持する発言を行うなど仮想通貨が重要なトピックの1つとなっていますが、カマラ・ハリス氏も仮想通貨や人工知能(AI)などの最先端技術にオープンな姿勢を取る可能性があると伝えられているため、ハリス氏からの具体的な方針発表などには注目が集まっています。
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