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仮想通貨の上場・上場廃止、何が重要視される?バイビットが基準を明確化

基準明確化で透明性・安全性を確保

Bybit(バイビット)は2024年8月13日に、仮想通貨の上場と上場廃止に関する明確な基準・対策を設けたことを発表しました。

Bybitは主要な海外仮想通貨取引所の1つで、現物取引で20%近くのシェアを持っています。Bybitの成熟に伴い責任が増していることから、今回発表された基準・対策によって、透明性を確保し安全な環境をユーザーや業界に提供したいと表明されています。

公正・透明・安全:Bybitの新たな上場の枠組みは、ユーザーの保護・市場の健全性・エコシステムの健全性を保証する業界標準を確立します。より健全なエコシステムを共に形成しましょう。

Bybitの上場・上場廃止における重要な基準

バイビットの上場・上場廃止における重要な基準としては以下の5点が挙げられています。

プレマーケットメカニズムは市場操作を軽減し、Bybitが主導してプライマリー市場とセカンダリー市場のギャップを埋める方針のことです。

継続的なコンプライアンス監視では、上場プロジェクトが上場基準と開示義務を満たしているかを継続的に監視します。これには、プロジェクトのパフォーマンスの定期的なレビュー、財務監査、技術監査などが含まれます。

透明性のある情報開示は、プロトコルのアップグレード・バーンなど、プロジェクトに関する重要な情報をユーザーに提供します。

明確な上場廃止プロトコルは、パフォーマンス・コンプライアンス違反および不正行為の有無などによって、上場廃止を決定する基準です。パフォーマンスが低い・リスクの高いプロジェクトはBybitから削除されます。

コミュニティの関与では、アンケート・投票・諮問委員会などを通じてユーザーから積極的にフィードバックを集めていくという方針が明らかにされています。

Bybitは、今回の新たな基準を仮想通貨業界にも広めていく方針を明らかにしており、BybitのCOOであるヘレン・リュー氏は「健全で持続可能なエコシステムを共同構築することで、仮想通貨業界は伝統的な金融業界と肩を並べることができるようになる」と述べています。

Bybitは、2024年だけでも151の新たな仮想通貨が現物取引で上場しており、積極的に仮想通貨を上場させている仮想通貨取引所です。今回の基準明確化によって、取り扱う仮想通貨が減少する可能性なども懸念されますが、これに関する公式声明は今のところ確認できていません。

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Bybit公式発表