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NTT Digitalがウォレット実装を支援「scramberry WALLET SUITE」提供開始

NTT Digitalが「scramberry WALLET SUITE」の提供を開始すると、2024年8月27日に発表しました。

NTT Digitalは、2022年に設立された個人・企業がWEB3ブロックチェーン技術へ容易・安全にアクセスできるようにすることを目指したNTTドコモの子会社です。

今回提供が開始される「scramberry WALLET SUITE」は、デジタルウォレットに必要とされる各機能をモジュール化して提供するソフトウェア連携サービスです。

具体的にはWEB3サービスを提供する事業者などに対して、デジタルウォレットの基礎となる秘密鍵の生成・管理・トークンの送受信など各機能を実装するAPIやSDKをモジュール化しサービスとして提供します。

(画像:NTT Digital)

scramberry WALLET SUITEを活用することでスマホアプリやWEBサービスなど、自社のサービスを利用するユーザーに対して容易にデジタルウォレット機能を提供できます。

また、機能の追加やセキュリティの更新が行われることから、継続的な利用が可能です。上記の仕様から、WEB3関連のシステム開発投資やチェーンのアップデートなど、複雑な運用に伴うコストを削減可能です。

scramberry WALLET SUITEを利用してデジタルウォレット機能を組み込んだWEBサービスやスマホアプリのユーザーは、ウォレット接続やWEB3を意識するような行動が不要です。そのため、既存のWEBサービスと同じように、仮想通貨やNFTを利用できます。

今後、NTT Digitalが法人向けサービスのグローバル展開を強化していく旨も明らかにされました。各国の法令に対応しながら提供を拡大したいと表明しています。

NTT Digitalは企業連携や提携を行い、WEB3の推進を進めています。2024年5月には「web3 Jam」の発足を発表しました。

web3 jamは、KONAMI、JR九州、NTTドコモ、三菱地所など、国内企業14社が賛同するブロックチェーンを活用した企業連携を目指すプロジェクトです。ブロックチェーン技術をはじめとしたデジタル技術の社会実装を目指しています。web3 jamは2024年8月に経産省の「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」に採択されました。

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Souce:NTT Digital公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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