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ビットコイン、日本円建てで過去最高値更新|米ドル建てATHも目前

BTC価格が1,128万円まで上昇

ビットコイン(BTC)の価格は日本時間2024年10月30日午前4時15分頃に1,128万円付近まで上昇して、日本円建てで過去最高値を更新しました。

BTCの過去最高値はマーケットによって若干異なるものの、前回の最高値は2024年6月7日頃に記録した約1,124万円だったため、今回の上昇で約4ヶ月半ぶりに過去最高値が更新されたこととなります。

なお、記事執筆時点では暗号資産取引所の「bitFlyer」や「LINE BITMAX」などから過去最高値更新のアナウンスがなされています。



価格上昇の背景と米ドル建ての過去最高値

ビットコイン価格上昇の背景としては「米大統領選挙におけるトランプ氏勝利への期待感、中国政府による約215兆円の中国による大型財政・金融刺激策、ゴールデンクロス形成などの強気サイン点灯、ビットコイン現物ETFへの資金流入」などといった複数の要因が挙げられています。

米大統領選挙は2024年11月5日に行われる予定となっているため、大統領選前後にはビットコイン価格が乱高下する可能性があるものの、長期的な目線ではさらに大幅な価格上昇を予想する意見が多数語られています。

なお、TradingViewのデータでは、米ドル建てのビットコイン過去最高値は2024年3月14日に記録した73,805ドルとされていて、本日の高値は73,565ドルとなっているため、米ドル建てでも過去最高値更新(ATH)が迫っていることが示されています。

2022年7月4日〜2024年10月30日 BTC/USDの1週間足チャート(画像:TradingView)

今後の値動きについては「米ドル建てで過去最高値を更新した後に短期的な下落がみられる可能性がある」と予想する意見も多数出ていますが、長期的には再び過去最高値を更新し、年末にかけて大幅に価格が上昇すると予想されています。

仮想通貨業界の専門家や著名アナリストからは10万ドル超えを予想する意見も数多く語られているため、今後の値動きなどにも注目です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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