BTC下落時に大口ウォレットが大幅増加
仮想通貨市場では、ビットコイン(BTC)の価格が10万ドルに到達した後頃から下落・停滞の動きが続いていますが、仮想通貨を大量保有するクジラ(大口保有者)たちは現在も各種銘柄を購入し続けていると報告されています。
Xで98,000人以上のフォロワーを有する著名アナリストのアリ・マルティネス氏(@ali_charts)は、ここ最近の投稿でクジラの活動を報告しており、2024年12月11日には「ビットコインのクジラたちはBTC価格が下がるたびにBTCを買い増している」と語っています。
同氏が投稿した画像は「ビットコインの価格推移(黒)」と「100BTC以上保有するウォレットの数の推移(オレンジ)」を示したもので、BTC価格が9万ドルまで下落した際には100BTC以上保有する大口ウォレットの数が342個も増加したと報告されています。
ビットコインのクジラたちは、価格が下がるたびに買い増しています!実際、価格が104,000ドルから90,000ドルに下落する間に、100BTC以上を保有する新しいウォレットが342個も作成されました。
XRP・DOGE・ADAのクジラも買い増し中
下落時に購入されているのはビットコインだけでないようで、11日から13日にはXRP・DOGE・ADAもクジラたちによって大量購入されていると報告されています。
最近の価格下落で、クジラたちは1億XRP以上を購入しました!
ドージコインのクジラたちが、最近の価格調整中に2億1000万DOGEを購入しました!👀👀
カルダノのクジラたちが、過去48時間で8,000万ADA以上を購入しました!
仮想通貨市場ではビットコインを含む複数の銘柄が過去最高値を更新しているため、一部では大幅な下落調整を懸念する意見も出ていますが、BTC・XRP・DOGE・ADAなどの大口投資家たちは現在の価格帯でも強気の姿勢を維持しているようです。
過去の傾向上、仮想通貨業界のクジラたちは下落相場で保有量を増やして、大幅な価格上昇が起きたタイミングで売却する傾向があるため、現在は今後のさらなる価格上昇や本格的なアルトコインシーズンの到来に期待が高まっています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用