カルダノエイダコイン(CRDANO/ADA)に関連する2018年8月のニュースをまとめて紹介します。今月は数多くの新機能が発表されるとともに、複数の仮想通貨取引所への上場も発表されています。
こちらから読む:カルダノエイダコインの基本的なプロジェクトの内容から学ぶ
DPRatingの格付けで1位獲得
中国で仮想通貨の格付けを行なっている「DPRating(DPレーティング)」は、200種類の仮想通貨を対象した調査及び評価を行い、その結果を発表しました。
今回公開された内容では、
・カルダノエイダコイン(ADA)
・イーサリアム(ETH)
・イオス(EOS)
などの合計7種類の仮想通貨が総合評価の満点を獲得し、同率で1位となっています。
DPRatingの格付け結果はこちら
IELEテストネット公開
CARDANOの技術開発を行なっているIOHKの開発チームは、Cardanoブロックチェーンでスマートコントラクトを実行するための仮想マシンである「IELE(イエラ)」を7月30日に公開しました。
「IELE」は「C言語」や「Java」などの複数のプログラム言語に対応しているため、開発者はスマートコントラクトを実装するために新しい言語を学ぶ必要はありません。使い慣れている言語を使用してアプリケーションを構築することができるため、今後はより多くの開発者がカルダノの技術を活用してアプリケーションの開発を行うことができます。
「IELE」テストネットの詳細はこちら
Coinbase:カストディサービスにADAの追加を検討
アメリカの大手仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)は、同社が提供している機関投資家向けの仮想通貨保管サービス(カストディサービス)でより多くの仮想通貨をサポートしていくことを検討していることを発表しました。
カストディサービスへの追加が検討されている約40種類の仮想通貨の中には、カルダノエイダコイン(ADA)も含まれています。
Coinbaseの「カストディサービス」に追加された仮想通貨はこちら
CARDANO1.3へのアップデート
CARDANOの創設者であるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏は、8月7日Twitter上でライブ配信を行い、カルダノの最新アップデートである『CARDANO 1.3』について語り、今後の予定などを明らかにしました。
ホスキンソン氏は『CARDANO 1.3』へのアップデートの内容だけでなく、今年の9月には『CARDANO 1.4』がリリースされる予定であることも明かしています。
CARDANO1.3の詳細はこちら
CARDANO上場:南アフリカの仮想通貨取引所「Ice3x」
南アフリカの仮想通貨取引所である「Ice3x」は、8月4日からカルダノエイダコイン(ADA)の取扱いを開始しました。「Ice3x」では、ビットコイン(BTC)と南アフリカランド(ZAR)でエイダコインとの取引を行うことができます。
今回CARADNO(ADA)が追加されたことによって、「Ice3x」で取引可能な仮想通貨は全部で8種類となりました。
「Ice3x」で取り扱う仮想通貨のリストはこちら
Daedalus Walletがさらに高速化
カルダノ最新のアップデートとなる「CARDANO SL 1.3」の公開に伴い、エイダコイン(ADA)をより安全に保管することができる仮想通貨ウォレット「Daedalus Wallet(ダイダロス・ウォレット)」もさらに高速になりました。
「Cardano SL 1.3」では、ブロックチェーンの同期スピードが大きく改善されているため、ダイダロス・ウォレットの同期速度も「1.5〜4倍」ほど加速したと報告されています。
さらに新しいダイダロス・ウォレットでは、メモリの使用量を大幅に削減することにも成功しているため、旧式の性能が劣るパソコンでも負荷を抑えて使用できるようになっています。
新しくなった「Daedalus
ICARUS & YOROIウォレット発表
CARDANOプロジェクトを支えている「Emurgo(エマーゴ)」は、今回が初となる製品であるカルダノの軽量型ウォレット「YOROI(ヨロイ)」をリリースしました。
YOROIは、『Google Chrome』の拡張機能として公開されているデスクトップウォレットです。ダイダロス・ウォレットよりも軽量化されているため、「Googleウェブストア」からダウンロードするだけで簡単に利用することができます。
またこの他にも、開発者がカルダノ向けの独自ウォレットを作成することができる「ICARUS(イカロス)」も発表されています。
「ICARUSとYOROI」の詳細はこちら
CARDANO上場:アルゼンチンの仮想通貨取引所「Cryptohub」
アルゼンチンの仮想通貨取引所である「Cryptohub(クリプトハブ)」は、8月8日新しくから「ADA/BTC」の取引サービスを追加しています。
カルダノエイダコイン(ADA)が南米の仮想通貨取引所に上場するのは今回が初めてとなっており、アルゼンチンでの取引が可能になったことによって「6大陸全てを制覇した」と一部で話題となりました。
Cryptohub(クリプトハブ)上場の記事はこちら
CARDANO上場:シンガポールの仮想通貨取引所「ABCC」
シンガポールの仮想通貨取引所である「ABCC」は、
・ADA/BTC
・ADA/ETH
・ADA/USDT
の3つの通貨ペアを新たに取引リストに追加しました。
今年の4月に設立されたばかりの仮想通貨取引所である「ABCC」では、2018年8月31日の時点では合計48種類の仮想通貨を取り扱っています。
仮想通貨取引所「ABCC」の詳細はこちら
BITTREXがADA/USDの取引ペア追加
アメリカの大手仮想通貨取引所「BITTREX(ビットトレックス)」は、2018年9月5日から『ADA/USD』の取引ペアを追加することを発表しました。
BITTREXのユーザーは、9月5日から米ドル(USD)で直接カルダノエイダコイン(ADA)の取引を行うことができます。
BITTREXに関する記事はこちら
カルダノエイダコイン(CRDANO/ADA)の価格推移|2018年8月
カルダノエイダコイン(CRDANO/ADA)は2018年8月1日の時点では、1ADA=約16円で取引されていましたが、その後は徐々に価格が下落し、8月15日には一時的に約10円まで下落しています。
その後は10円前後での取引が続いており、8月31日の時点ではやく11円前後での取引が行われています。