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仮想通貨ニュース週間まとめ|12月9日〜12月15日


2018年12月9日〜12月15日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

ビットコインは「ギャンブル」底値は0円|Peter Mallouk

3兆円を超える資産を扱っている投資会社「Creative Planning Inc.」の最高投資責任者であるPeter Mallouk(ピーター・マローク)氏は、ビットコイン(BTC)の底値は「0円」であると述べています。

マローク氏は、ブロックチェーン技術に関しては高く評価しているものの『ビットコインの取引や投資は投機的なギャンブルであり、成功する確率はラスベガスの方がはるかに高い』とも語っており、『もしお金を全部失う覚悟ができているのであれば、そのまま続ければ良い』と述べています。

BTC底値は「28万円」次のピークは…|Bobby Lee

ビットコイン強気派として知られる仮想通貨取引所BTCCの共同設立者Bobby Lee(ボビー・リー)氏は、ビットコインが2019年1月に2,500ドル(28万円)で底をつくと予想しています。Twitterユーザーの多くはそれ以上の安値を更新すると考えていますが、過去データに基づいたリー氏の予測ではビットコインはそこからさらなる回復を見せる可能性があることが示されています。

リー氏が語る底値予想だけでなく、2021年に迎える可能性があるとされる「過去最高値」にも注目です。

BITCOINとGOLDの「決定的な違い」を解説|Kenneth Rogoff

国際通貨基金(IMF)でチーフエコノミストを務めた経歴を持ち、現在ハーバード大学で教授を勤めているKenneth Rogoff(ケネス・ロゴフ)氏は、ビットコイン(BTC)やその他の暗号通貨は「宝くじ」のような存在だと語っています。

ただ仮想通貨を批判するだけでなく、根拠ある理由を元に仮想通貨の問題点を指摘するロゴフ氏の意見は一読の価値があります。

スマートコントラクトをもっと簡単に|CARDANO

カルダノプロジェクトで開発を進めているIOHK(Input Output Hong Kong)は、CARDANOブロックチェーンにスマートコントラクトを記述するためのツールである「Plutus(プルータス)」と「Marlowe(マーロウ)」のテストフォーマットを公開したことを発表しました。

これにより、スタートアップ企業、金融サービス、フィンテック業界、研究者はカルダノ・ブロックチェーンを使用してより簡単にスマートコントラクトを実装することができるようになります。

Alibaba Cloudなど「12社」が新たに参加|Hyperledger

ブロックチェーン技術を推進する企業が数多く参加しているコミュニティー「Hyperledger(ハイパーレジャー)」は、Alibaba Cloud(アリババ・クラウド)を含めた合計12社のメンバーが新しくプロジェクトに参加したことを発表しました。

Blockchain関連の特許出願率トップを競い合うAlibabaとIBMが参加している「Hyperledger」は、今後のブロックチェーン業界を築き上げていく重要なコミュニティの一つであることは間違いないと言えるでしょう。

新たに参加することが発表された「全12社」のリストはこちら

BTCの現在価格は間違っている|Thomas Lee

仮想通貨の強気予想を数多く語ってきたビットコイン強気派のThomas Lee(トーマス・リー)氏は、ビットコインのウォレットアドレスの数や使用量などに基づいて分析を行なった結果、BTCの適正価格は現在の価値よりもはるかに高いという結論に至ったことを報告しました。

リー氏は、ビットコインの保有者数がまだまだ非常に少ないことも価格上昇の理由として考えており、保有者数がこれからさらに増えることになれば適正価格も大幅に上昇すると語っています。

秘密鍵の数が3億を超えると適正価格は〇〇万円

ビットコインは「価値の貯蔵手段」として非常に重要|Jeremy Allaire

仮想通貨決済技術会社Circle (サークル)の共同設立者兼CEOであるジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏は、CNBCとのインタビューの中で『ビットコイン価格は今後3年間で大きく上昇するだろう』と語り、その理由についての説明を行いました。

普段からあまり大げさな価格予想を語らないというアレール氏は、今回も具体的な価格には触れなかったものの、『ビットコインは”中央管理者を持たない価値の貯蔵手段”としての役割を果たす非常に重要な存在である』と語っています。