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仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年2月10日〜16日


2019年2月10日〜16日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

仮想通貨関連規制の「明確化」を提案|新経済連盟

楽天やサイバーエージェントなどの大手企業が多数参加している経済団体である「新経済連盟」は2019年2月14日、仮想通貨・暗号資産に関する新しい規制に複数の変更や修正を加えることを求める「暗号資産の新たな規制に対する要望」を金融担当大臣に提出しました。

提出された書類には、ICOやカストディ業務、デリバティブ取引に関する規制の「明確化」を求める内容が記載されています。

6年間に渡る「長期間エアドロップ」を開始|BitTorrent

ファイル共有サービスを提供している「BitTorrent(ビットトレント)」は、最近発行された仮想通貨ビットトレントトークン(BitTorrent Token/BTT)のエアドロップ(無料配布)を2019年2月11日に開始しました。

このエアドロップでは、トロン(Tron/TRX)を保有しているユーザーに対して総額「108億9,000万BTT」が配布される予定であることが発表されており、今後6年間に渡って定期的に配布が続けられると説明されています。

CARDANO(ADA)の将来に強い期待|Weiss Ratings

米国の格付け機関である「Weiss Ratings」は、現在の分散型アプリケーション(DApps)市場では、イオス(EOS)が王者として君臨しているものの、まだ開発の途中段階にあるカルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)が正式に稼働することになれば、DAppsの王者は「Cardano」になる可能性があるとの考えを語っています。

「Weiss Ratings」が以前からCARDANO(ADA)を高く評価してきたことなどから考えても、CARDANO
プロジェクトの今後に大きな期待が寄せられていることがわかります。

Bakktは「大きな可能性を秘めた賭け」Jeff Sprecher

仮想通貨取引プラットフォームBakkt(バックト)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)で最高経営責任者(CEO)を務めているJeff Sprecher(ジェフ・スプレッチャー)氏は、2018年第4四半期決算説明の電話会議の中で「Bakkt」への想いや現在の状況などについて語りました。

スプレッチャー氏は「Bakkt」がこれまでのビジネスとは大きく異なる方法で組織されたものであり、「大きな可能性を秘めた壮大な賭けである」と考えていることを語っています。

仮想通貨市場予測「2019年版」を公開|Tom Lee

仮想通貨業界を代表する強気投資家として知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、2019年の仮想通貨市場に関する最新の予測を公開しました。

同氏が公開した書類には、2019年の仮想通貨市場では9つの要素がポジティブな変化をもたらし、暗号資産の価値は徐々に回復していくことになるといった内容の予想が記されています。

トーマス・リー氏が語る仮想通貨市場のポジティブ要因とは

ビットコインを「支持する理由」を語る|Jack Dorsey

Twitter(ツイッター)とSquare(スクエア)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は先日Podcast(ポッドキャスト)に出演した際に、ビットコイン(BTC)を強く支持し続けている理由やその魅力について詳しく説明しました。

ドーシー氏は、Square社が提供しているモバイル決済アプリ「Cash(キャッシュ)」にLightning Network(ライトニング・ネットワーク)を組み込む可能性について尋ねられた際に、技術を取り入れるのは時間の問題であるということを語りました。

中国のBTC億万長者が「市場の今後」を予想|Zhao Dong

中国で最も影響力のあるビットコイン億万長者として知られるZhao Dong(ジャオ・ドン)氏は、2019年2月11日にメッセンジャーアプリ「WeChat」を通じて弱気市場は2019年末まで続くとの見解を発表しました。同氏は「仮想通貨の春」は2020年まで来ることはないものの、その後はさらなる高値を更新すると予想しており、今のうちにBitcoin(BTC)を買い貯めておくことを勧めています。

同氏はこれまでにもいくつかのアドバイスを共有しており、2021年のビットコイン価格予想なども語っています。

ジャオ・ドン氏が語るビットコイン投資のアドバイスはこちら