仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」は、1月23日(グリニッジ標準時間)子会社のbitFlyer EUROPE S.A.を通じて、EU(欧州連合)での仮想通貨交換業を開始しました。欧州進出はルクセンブルク金融監督委員会(CSSF)の指導のもとで支払サービス事業者免許(Payment Institution License)を取得したことで実現しました。日本、アメリカ、EUにおける仮想通貨交換業のライセンス取得は世界初となります。
欧州では取引量の多い「プロトレーダー向けサービス」から取り組むとのことで、まずはビットコインとユーロの取引に対応し、2018年中に
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
などの取扱いを予定しており、2月末までは取引手数料無料キャンペーンも実施する予定です。
EU(欧州連合)での事業開始にあたって、bitFlyer代表取締役の加納裕三氏は
bitFlyerは、2014年の創業当初から世界展開を目指しており、またビットコイン(Bitcoin/BTC)と仮想通貨業界の長期的な発展には規制導入が不可欠であると当時より考えていました。
当社グループが日本・米国・EU(欧州連合)において仮想通貨交換業のライセンスを取得した世界で初めての事業者となったことを光栄に思います。
この度の「Payment Institution License」取得は、当社グループやお客様だけでなく仮想通貨(Cryptocurrency)業界に対してもポジティブなものになると考えています。
とコメントしました。
bitFlyerは近年アルトコインも提供するようになり、本日(2018年1月31日)から新たに仮想通貨「リスク(LISK/LSK)」の取扱いも始まりました。これから世界進出が進むことで、今以上に取り扱う種類が増えたりもするのか気になる点ではありますね。