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分散型ゲームプラットフォーム「TRON Ace」トロン公式ウォレットと提携|全面サポートを獲得


トロン(Tron/TRX)の公式ウォレットである「TronLink」は、Tronネットワーク上のゲームプラットフォームである「TRON Ace」と正式に提携することを発表しました。この提携によって、TRON Aceが近日開催を予定している「ACEトークン」の販売などでもTronLinkを通じて気軽にトークンを購入することができると説明されています。

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TRON Ace(トロン・エース)とは?

TRON Ace(トロン・エース)とは、TRONのブロックチェーンをベースとした「分散型ゲームプラットフォーム」です。

「TRON Ace」の公式サイトによると、開発者は同社のオープンソースプラットフォームを利用することによって「実績のあるAPIを使用して迅速に分散型アプリケーション(DApps)を配布することができる」とされており、ユーザーは「同社のプラットフォームを通じてブロックチェーンゲームの楽しさを体験することができる」と説明されています。

このプラットフォームは、TRX基軸の分散型取引所である「TRXMarket」が発表した「LaunchBase」と呼ばれるトークン販売プラットフォームで2019年4月18日23:00(シンガポール時間)に独自の仮想通貨である「ACEトークン」の販売を開始することを予定しており、ゲームプラットフォーム自体は5月上旬にリリースされると伝えられています。

TronLinkがサービス開始を「全面サポート」

今回の提携によって、「TRON Ace」は「LaunchBase」でのトークンセールで「TronLink」から全面的なサポートを受けると報じられており、ユーザーは「TronLink」を通じて「LaunchBase」に参加することができると説明されています。

また「TRON Ace」は、TronLinkユーザーのための”特別ボーナス”として、多数の「ACEトークン」を確保しているとも説明されています。「LaunchBase」でのトークンセールでは供給量全体の約3%に相当する「30億ACE」がリリースされるとのことです。

Tronネットワーク上のDAppsは順調に普及を続けており、ユーザーから高い評価を受けていることが報告されています。TRON財団は先月末に「日本の法律や規制を遵守していく意思」を明確化し、ギャンブル関連のDAppsが日本で利用・開発されないように努めていく方針を発表しているため、TRONのギャンブル系DAppsは日本で利用できなくなっていくことが予想されすが、それ以外のブロックチェーンゲームやアプリケーションも順調に開発が進められています。

TRONの公式ウォレットでもある「TronLink」からの正式なサポートを受けた「TRON Ace」が公開されることによって、TRONネットワーク上に構築されたDAppsはさらに大きな成長を遂げていくことになると予想されます。

2019年4月13日|トロン(TRON/TRX)の価格

トロン(TRON/TRX)の価格は仮想通貨市場全体の価格高騰に伴い、今月9日時点で一時的に4円近くまで上層したものの、その後はやや下落しており、2019年4月13日時点では「1TRX=3.00円」で取引されています。

2019年3月30日〜2019年4月13日 TRXのチャート(引用:coingecko.com)