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イーロンマスク氏が仮想通貨との関与を否定

Tesla(テスラ)やSpaceX(スペースX)の創業者であるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は 22日、自身の Twitter(ツイッター)上で「実際に仮想通貨を購入したことはなく、友人から贈られた少量のビットコイン(Bitcoin/BTC)しか持っていない」ことを語りました。

マスク氏は、彼自身やヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏のような有名人に成りすました詐欺師がツイッター上に出現し、「自分たちに仮想通貨を送った者に仮想通貨を寄付する」という偽りの投稿を行って仮想通貨を不正に集めていたことを受けてこのことを明かしています。

彼の他にも数多くの有名人たちが、ツイッターユーザーに対してこのようなプレゼントやイベントを主張する人には、仮想通貨を送信しないように警告しており、以前から問題としてあげられていました。

マスク氏はこの事について「既にこの問題をツイッター社のジャック・ドーシー CEO に通報したが何の役にも立たなかった」とも伝えており、このようなことから自分自身で友人から何年前にもらった 0.25BTC(約26万円)以外に保有している仮想通貨の量は実質的にゼロだと明かしています。

昨年11月頃に、マスク氏が「サトシナカモト」ではないかという憶測がネット上で話題になりましたが、この憶測に関しても「仮想通貨には関与していない」と否定しています。
しかしマスク氏は 2016年にブロックチェーン技術には反対していないと語っており、アメリカの顧問チームに任命されたとき彼は「Bitcoinは実際には良いものである」とも語っています。