仮想通貨のハードウェアウォレットメーカーである「Ledger(レジャー)」は2020年4月15日に、同社が提供している仮想通貨の管理アプリ「Ledger Live」がトロン(Tron/TRX)のステーキングに対応したことを発表しました。
ステーキング対応仮想通貨は「2銘柄」に
Ledger(レジャー)は仮想通貨をより安全に保管することができるハードウェアウォレットを製造・販売している大手メーカーであり、ユーザーが仮想通貨をパソコンや携帯電話でより気軽に管理できるように「Ledger Live」と呼ばれる専用アプリを提供しています。
Ledger Liveでは、これまで「テゾス(Telos/XTZ)」のステーキングがサポートされていましたが、今回の発表では新たに「トロン(Tron/TRX)」のステーキングにも対応したことが報告されています。Ledger Liveがステーキングをサポートした仮想通貨はこれが2通貨目となります。
トロンやテゾスなどといったプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用している仮想通貨では、自分が保有している仮想通貨を保有し続けることによって、報酬を受け取ることができるようになっています。
ステーキングで報酬を受け取るためには、特定のウォレットに資産を移動して、ネットワークの運営を支える代表者に投票などを行う必要がありますが、今回「Ledger」がトロンをサポートしたことによって、LedgerでTRXを保管しているユーザーはそのまま簡単にステーキングに参加することができるようになります。
ハードウェアウォレットは特に安全性が高いウォレットとなっているため、Ledger関連デバイスに仮想通貨を保管してステーキングを行うことで、仮想通貨を安全に保管した状態でステーキングを行うことができます。TRXを長期保有してステーキングに参加したい方は、Ledgerの利用を検討しても良いでしょう。