Hyperithm:暗号資産を投資対象とする「ビットコイン建てファンド」組成


株式会社HYPERITHMは2022年4月14日に、暗号資産を投資対象とするファンドである「Hyperithm Digital Asset Quant Fund I BTC」と「Hyperithm Digital Asset Quant Fund I JPY」を設立したことを発表しました。

こちらから読む:Zaif、大口取引専用の問合わせ窓口を設置「国内ニュース」

目次

現物・先物・レバレッジ・オプション取引などで運用

株式会社HYPERITHMは2022年4月14日に、暗号資産を投資対象とするファンドである「Hyperithm Digital Asset Quant Fund I BTC」と「Hyperithm Digital Asset Quant Fund I JPY」を設立したことを発表しました。

HYPERITHMは2018年1月に設立された東京都千代田区に本社を構える企業であり、日本と韓国を拠点に機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開しています。日本では適格機関投資家等特例業務で届出を、韓国では日本の暗号資産交換業に相当する暗号資産事業者の届出を完了している同社は、2021年に実施したシリーズBラウンドで「Coinbase(コインベース)」を含む機関投資家から12億円規模の資金調達を行なっています。

今回発表されたファンドは、ビットコイン・日本円で募集を行い、暗号資産を基礎資産とし、分散型取引所(DEX)を含む国内外の暗号資産取引所で暗号資産の現物・先物・レバレッジ・オプションなど(DeFiサービスを含む)のアルゴリズムトレーディングをメイン戦略として運用すると説明されており、各ファンドの詳細については以下のように説明されています。

【Hyperithm Digital Asset Quant Fund I BTC】
・募集暗号資産:ビットコイン
・匿名組合型ファンド(金商法第63条に基づく適格機関投資家等特例ファンド)
・運用開始:2022年5月1日
・存続期間:無期限(オープンエンド)
・投資対象:暗号資産

【Hyperithm Digital Asset Quant Fund I JPY】
・募集通貨:日本円
・匿名組合型ファンド(金商法第63条に基づく適格機関投資家等特例ファンド)
・運用開始:2022年5月1日
・存続期間:無期限(オープンエンド)
・投資対象:暗号資産

「Hyperithm」の代表取締役であるLloyd Lee氏は、今回の暗号資産ファンド組成について次のようにコメントしています。

国内初のビットコイン及び日本円で募集が可能な、クォントアルゴリズムベースの暗号資産ファンドを組成することができ、嬉しく思います。今後、日本の暗号資産の運用市場を盛り上げていくにあたり、良い先例を残していきたいです。2020年から始まった機関投資家の暗号資産市場への参加は世界的なトレンドとなっており、日本でも漸進的に拡散していくと信じています。当社は機関投資家や特例業務対象投資家を主な対象として、暗号資産売買の時代を超えて暗号資産運用の時代の到来を最前線でサポートしていきます。

>>「Hyperithm」の公式発表はこちら

  • URLをコピーしました!

Written by

BITTIMES編集部は、2016年より仮想通貨・ブロックチェーン分野に特化したニュースを継続的に発信しており、これまでに公開した記事数は10,000本を超える。
国内外の公式発表や業界関係者の声明、信頼性の高い海外メディアの情報をもとに、最新のWeb3動向を正確かつ迅速に読者へ届けることを使命としている。

仮想通貨ニュース|新着

仮想通貨入門 - 基礎知識

市場分析・価格予想

目次