仮想通貨投資の注意点|損失を出しやすいトレード方法

by BITTIMES   

仮想通貨投資を行う上での基本的な注意点として『損失を出しやすいトレード方法』を紹介します。これから仮想通貨を購入しようと考えている方などは参考にしてみてください。

価格が高騰している時に購入する

仮想通貨の価格が高騰している時に購入すると損失を出しやすい傾向が見られます。

特定のニュースなどで一時的に価格が高騰している場合は実際の価格が安定していないことも多いため、短期的な上昇の後に価格が暴落する事例は非常に多く見られます。

価格が高騰した後に短期間で下落した事例価格が高騰した後に短期間で下落した事例

『高値掴み』といわれるこのケースでは、損切りのタイミングを見失うことによって最終的に大きな損失を招くことにもなりかねないため注意が必要です。

自動取引のシステムによって一部の取引所だけで上昇している可能性もあるため、価格が高騰している最中に購入する場合には、慌てて購入せずにその他の取引所の価格をチェックしたり高騰している理由などの情報を集めた上で、一旦落ちついて考えることが重要です。

仮想通貨を購入する際は、値下がりしている時に少しづつ買い増しながら購入するのが理想的です。

すぐに損切りをしてしまう

投資の世界では、損切りをすることも重要であると言われます。
『高値掴み』などのケースでは早い段階で損切りすることで損失を抑えることができますが、敏感になるあまり損切りが増えるというケースも多くみられます。

頻繁に損切りを繰り返していれば、当然資産にも大きなマイナスをもたらすことになります。ビットコイン(BTC)などの仮想通貨は価格の変動が激しいため、一日で20~30%の価格変動なども頻繁に起こります。

短期的な数字で見たときに大きな損失を出していると感じた場合でも、長期的に見ればそれほど大きく価値が下がっている訳ではなく徐々に上がっている場合も多いため、長い期間でのチャートを確認することは非常に重要です。

人は潜在的にプラスよりもマイナスの方を意識してしまう傾向があるとも言われているため、あまり敏感になりすぎないようにゆとりを持って投資を行うことも重要です。

日常生活に支障をきたす投資

日常生活に支障がでるほどの無理な投資は避けるべきです。
投資に関する調査では、金銭的なゆとりが確保できていない人ほど損切りの回数が増える傾向があることなども報告されています。

トレードの結果に人生がかかっている状態になると、チャート画面を確認する回数が増加し自然と取引の回数も増えます。利益が出ている場合には放置することもできますが、損失がでている時に放置することは容易なことではないため、必然的に損切りの回数が増えてしまうようです。

このような悪循環は、結果的にお金だけでなく時間までも奪うことになる可能性があるので、投資する際には経済的にも時間的にも無理のない範囲で行うようにしましょう。

過度な分散投資

分散投資は特に有効な投資方法として有名ですが、過度な分散投資はかえって危険でもあります。仮想通貨は種類が多いため分散投資の幅も広がり、実際に分散して投資を行なっている人も非常に多く見られます。

しかし仮想通貨は種類が増えているだけでなく、個々の通貨それぞれに関しても常に新しい情報が更新されています。また仮想通貨取引所の数も多いため複数の取引所を利用する場合にも注意が必要です。

複数の投資から利益を出すためには、それなりの情報収集や管理能力が必要とされます。
ハードフォークなどの発表や取引所からの重要なお知らせなどの情報を定期的にチェックすることも重要となるため、情報量が多くなれば自由な時間が限られている方には大きな負担となる可能性があります。

なかにはパスワードやメールアドレスなどの管理不足によってログインすらできない状況に陥っている方もいるようなので、パソコンを使った作業に慣れていない方などは特に注意が必要です。

仮想通貨の分散投資を行う際には、自分で管理できることをしっかりと確認した上でできるだけシンプルな投資プランを立てることが大切です。

コインチェックは匿名通貨などの取り扱い停止を予定しています

初心者にもおすすめの仮想通貨取引所

日本では金融庁などによって仮想通貨の取り扱いに厳しい基準が設定されているため、国内の仮想通貨取引所は基準を満たした主要な仮想通貨のみを取り扱っています。

その他の仮想通貨を購入するためには、海外の仮想通貨取引所に登録してそちらから購入する必要がありますが、海外の取引所は日本語に対応しているところも少ないため安全性などの判断も難しいという問題があります。

海外取引所を利用する場合は「Google翻訳」などを利用しながら、信頼できる大手仮想通貨取引所を利用するのが賢明であると言えるでしょう。

bitbankの登録方法はこちらで詳しく解説しています

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