仮想通貨ETFの登場は避けられない「XRP ETFも歓迎」リップル社CEO
バスケット型の仮想通貨ETFが登場する可能性も
Ripple(リップル)のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は2024年2月21日に公開された「Bloomberg」とのインタビューの中で『様々なトークンを対象とした複数のETF(上場投資信託)が登場するのは避けられない』との考えを語りました。
仮想通貨業界で「XRP ETFが将来的に登場する可能性がある」と報じられていることについて意見を求められた同氏は『他のETFが存在するのは当然だと思う』と回答しており、初期段階の株式市場と同じように、投資家は1つの銘柄だけでなく分散投資したいと考えているはずだと説明しています。
ガーリングハウス氏は『他の仮想通貨ETFがいつ登場するかを予測するのは難しい』と述べているものの、「XRP ETFを歓迎するか?」という質問には『もちろん歓迎する』とも回答しています。
なお、同氏は『複数のETFの登場は避けられない』と語った上で『リスクをさらに分散させるバスケット型のETFが登場する可能性もある』とも語っています。
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ETFに関する「BlackRock」との協議について
XRP ETFに関しては、昨年11月にBlackRock(ブラックロック)の名前を勝手に使用した何者かが「iShares XRP Trust」というETFの登録書類を提出したことも大きな話題となりました。
今回のインタビューでは「XRP ETFの実現に向けてブラックロックのようなETF発行体と協議しているか?」と質問される場面もありましたが、ガーリングハウス氏は『それについてコメントするつもりはない』と回答しています。
ガーリングハウス氏は「XRP ETF」に関するコメントを拒否したものの、『BlackRockがいくつかのことを公言していることは知っている』と述べた上で『私たちはそれがXRPコミュニティ全体にとって意味のあることだと考えている』とコメントしています。
XRP ETFの実現については専門家の間で意見が分かれているものの、今年1月にはRipple社の求人募集ページに記載された職務内容欄には『内部取引チームおよび関連パートナーと協力して、暗号資産関連のETFイニシアチブを推進する 』との記載があったことも判明しています。
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(Bloomberg報道)
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