Shibariumがさらに高速&低コストに?5月2日に「大型アップグレード」を予定
高速&低コストな基盤をさらに強化
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)は2024年4月26日に、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンである「Shibarium」に一連の新機能を導入するアップグレードを2024年5月2日に実施することを発表しました。
今回のアップグレードは、ユーザー体験を向上させて、イノベーターと開発者のコミュニティに力を与えることを目的としたものであるとのことで、これによってネットワークがより高速になり、コスト効率が向上し、大規模な新規ユーザーの参加にも対応できるようになると報告されています。
Shibariumのアップグレードについては、SHIB公式ニュースサイトである「The Daily Shib」でも説明されていて、アップグレードの内容については以下のように報告されています。
? 1/ SHIBARMY, we are on the brink of a transformative upgrade for Shibarium.
— Shib (@Shibtoken) April 25, 2024
Through an upcoming hard fork expected to go live on May 2nd, we're introducing a suite of new features designed to enhance user experience and empower our community of innovators and developers.
? SHIBARMYの皆さん、私たちはShibariumを大きく変えるアップグレードの瀬戸際にいます。
5月2日に予定されているハードフォークを通じて、ユーザー体験を向上させ、イノベーターと開発者のコミュニティに力を与えるために設計された一連の新機能を導入します。
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トランザクションのさらなる高速化
今回のアップグレードによって、Shibariumのネットワークにおけるトランザクション(取引)の速度が大幅に向上する。5月2日のアップグレードから24時間以内には、トランザクション処理速度が大幅に改善したことを実感できるはず。
また、ブロック処理時間の短縮で取引手数料がより予測しやすくなる予定で、これによってShibariumの使いやすさとパフォーマンスが向上する。
取引手数料の削減&平滑化
Shibariumのネットワーク利用時に発生する取引手数料(トランザクション手数料)がさらに削減され、既存ユーザーと新規ユーザー両方にとって、コスト効率が高いものになる。
ネットワーク利用者が多い時間帯の取引手数料変動を平滑化し、取引にかかるコストを全ての人に公平で予測しやすいものにする。
これによって、Shibariumのプラットフォーム全体をより手頃な価格で利用できるようになる。
バーンシステムの透明性向上&効率化
より幅広い仮想通貨コミュニティから最先端の手法を取り入れることで、Shibariumがテクノロジーの最前線に確実にとどまれるようにし、Shibariumのバーンシステムの透明性と効率を向上させる。
これらの変更によって、Shibariumはより使いやすくなるだけでなく、より堅牢で安全なものとなり、開発者はサービス構築とイノベーションのための最高のツールを利用できるようになる。
一連のアップグレードによって、Shibariumのセキュリティと一貫性が大幅に向上し、Shibariumの利用を検討しているプロジェクトに信頼できる基盤が提供されることになる。
Shibarium基盤のL3も開発
10億人の新規ユーザー獲得に向けた準備?
Shibariumは、仮想通貨BONEをガストークンとして採用したレイヤー2ブロックチェーンであり、アップグレードが実施されていない現時点でも高速かつ低コストな取引環境が実現されています。
トランザクションはわずか数秒で完了し、1回の取引でかかるトランザクション手数料は記事執筆時点でわずか0.00053 BONE(約0.05円)程度です。
今回発表されたアップグレードでは、この取引速度と取引コストをさらに改善することが報告されているため、アップグレード完了後には取引速度と手数料をほぼ気にすることなくネットワークを利用できるようになると期待されます。
シバイヌは10億人の新規ユーザーを巻き込むことを計画していて、最近では「Adobe・Amazon・Apple・Disney」などが取締役会に参加するコンテンツ配信&セキュリティ協会(CDSA)に参加したことなども報告されているため、今回のアップグレードはShibariumの大規模採用に向けた準備の1つであると考えられます。
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(The Daily Shib)