ハードウェアウォレットのTangem「仮想通貨決済」に対応|SOL・DOGE・SHIBなども利用可能
BTC・ETH・SHIBなど様々な仮想通貨に対応
仮想通貨を安全に保管できるハードウェアウォレットを展開しているTangem(タンジェム)は2024年4月23日に、仮想通貨決済でウォレットを購入できるようになったことを発表した。
Tangem(タンジェム)は物理的なデバイスを組み合わせてより安全に仮想通貨を管理するハードウェアウォレットを展開している企業で、一般的な「カード型ウォレット」に加えて「リング型ウォレット」なども発表されている。
同社は仮想通貨でウォレットを購入するメリットとして「支払いを簡素化できること・プライバシーを強化できること・世界中から簡単に購入できること」などを挙げている。
Tangemの商品購入で利用可能な仮想通貨とネットワークは以下の通り。
仮想通貨 | ネットワーク |
BTC | Bitcoin |
USDC | Ethereum |
USDT | Tron・Ethereym・BSC |
ETH | Ethereum・BSC・Arbitrum |
LTC | Litecoin |
SOL | Solana |
BCH | Bitcoin Cash |
DAI | Ethereum |
MATIC | Ethereum・Polygon |
DOGE | Dogecoin |
SHIB | Ethereum・BSC |
KAS | Kaspa |
APE | Ethereum |
TangemはShibariumにも対応
仮想通貨決済で「Tangem Wallet」を購入する方法
仮想通貨決済で商品を購入したい場合は、通常の商品購入手順で配送先情報などを入力した後に、支払い方法の選択画面で「Crypto payment」を選ぶと「支払いに使用する仮想通貨の選択画面」が表示されるようになっている。
支払い方法の選択画面で「Crypto payment」を選ぶと「支払いに使用する仮想通貨の選択画面」が表示される
仮想通貨を選択すると「送金すべき数量・送付先アドレス・利用できるネットワーク」などが表示されるため、指示に従って仮想通貨を送金すると支払いが完了する仕組みだ(※送金時に使用するネットワークに要注意)。
「送金すべき数量・送付先アドレス・利用できるネットワーク」などが表示される(画像:Tangem)
なお、仮想通貨決済は「NOWpayments」のサービスを通じて処理される仕組みで、ネットワークの混雑状況によっては支払いに遅延が発生する可能性があることも説明されている。
支払いが正常に処理され、同社システムに反映されると、記録保持のための注文確認メールと請求書が送信される。
急激な価格変動などで支払い価格に大幅な変更があった場合は、注文をキャンセルして返金を行うこともできるとのことだ。
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