日本市場進出を図る「Coinbase」東京オフィスで9職種の人材募集
米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」が日本で合計9種類の職種の求人募集を出していることが明らかになりました。同社は2018年頃から日本市場進出に向けて準備を進めてきているため、現在はそれらの取り組みをさらに加速させている可能性があると予想されています。
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コインベース「日本で9職種の求人募集」
Coinbase(コインベース)のCEOであるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は2020年11月5日のツイートで、同社が日本で多数の職種の求人募集を出していることを報告しました。募集されている職種は以下の合計9種類となっています。
- サポートアナリスト(アカウントオペレーション)
- サポートアナリスト(ペイメントオペレーション)
- データサイエンティスト
- 内部監査責任者
- 財務アナリスト
- オフィスマネージャー
- テクノロジスト
- AML責任者
- マーケティング責任者
これらの職種の勤務地は全て「日本・東京」とされているため、コインベースは日本市場でのサービス展開に向けた準備を加速させていると予想されています。
日本市場進出に向けて準備を進める「Coinbase」
「Coinbaseの日本市場進出」に関する計画は2018年時点で明らかにされていましたが、2020年3月2日にはコインベースが日本国内で活動する暗号資産交換業者・暗号資産関連デリバティブ取引業者によって構成される自主規制団体「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」に"第二種会員"として参加したことも報告されています。
なお日本暗号資産取引業協会は、「暗号資産交換業者」や「暗号資産関連デリバティブ取引業者」などで構成される"第一種会員"、「暗号資産交換業者登録を申請中の事業者」や「暗号資産交換業者登録の申請を予定している事業者」などで構成される"第二種会員"、「協会の目的に賛同する事業者」などで構成される"第三種会員"という3種類の会員で成り立っています。
2018年10月にはコインベースのCPOであるMike Lempres(マイク・レンプレス)氏が『2019年中には間違いなく日本で暗号資産交換業のライセンスを取得することができる』と自信を示していたことが報告されていたため、同社の日本進出には期待が高まっていましたが、2019年中にコインベースが日本市場に進出することはなかったため、今後の新たな取り組みには注目が集まります。
なお、コインベースには暗号資産やブロックチェーン関連のプロジェクトを積極的に展開している「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」が出資しています。
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