ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2021年2月14日〜20日
2021年2月14日〜20日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2021年2月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
ビットコイン時価総額「1兆ドル」を突破
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の時価総額は2021年2月19日に、BTC誕生以降初となる「1兆ドル(約105兆円)」を突破しました。ビットコイン価格が5万ドル(約528万円)を超えたことによってアナリストやトレーダーからは短期的な下落を警戒する意見も出ていましたが、今のところ大幅な下落は見られておらず、現在は600万円目前まで上昇しています。
「長期的な価格上昇」の要因は?
ビットバンク:国内初の「バグ報奨金制度」開始
bitbank(ビットバンク)を運営している「ビットバンク株式会社」は2021年2月16日に、同社のウェブサービスやアプリケーションのセキュリティを強化するために、国内暗号資産交換業者では初となる『バグバウンティプログラム(バグ報奨金制度)』を開始したことを発表しました。このプログラムでシステムの脆弱性を発見した人には5,000円〜5,000,000円の報奨金が支払われます。
「バグ報奨金制度」の詳細はこちら
日銀:CBDC実証実験「2021年春」に開始
日本銀行(日銀)が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の機能を確かめるための実証実験を2021年春から開始することが明らかになりました。
春から開始される実証実験は「第1弾」と位置付けられており、『民間事業者とも連携しながら、システム上で取り引き履歴を記録する台帳を作るなど、デジタル通貨の流通・発行に関する基本的な機能を確かめる』と報告されています。
実証実験に関する報道の内容はこちら
金融庁:暗号資産交換業者に「2社」を登録
金融庁は2021年2月17日に「株式会社デジタルアセットマーケッツ」と「株式会社マーキュリー」の2社の暗号資産交換業者として新たに登録したことを発表しました。取り扱う暗号資産(仮想通貨)については、デジタルアセットマーケッツは1銘柄、マーキュリーは5銘柄が挙げられています。
取り扱う暗号資産などはこちら
MicroStrategy「ビットコイン買い増し」を計画
ビットコイン(BTC)に巨額の資金を投資していることでも知られる米国のソフトウェア企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」は2021年2月16日に、6億ドル(約600億円)相当の転換社債を発行して、その資金でビットコインの買い増しを行う予定であることを発表しました。
また今月17日には、月間8,700万人以上の訪問者が訪れる投資関連メディアなどを運営している米国の金融・投資顧問会社「The Motley Fool(モトリーフール)」が『500万ドル(約5億円)相当のビットコインを購入する予定であること』も発表しています。
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ビル・ゲイツ氏「ビットコインに対する見方」に変化
Microsoft(マイクロソフト)の共同創設者であるBill Gates(ビル・ゲイツ)氏は、CNBCの金融番組に出演した際に『私はビットコインを保有していないが、空売りもしていない。中立的な見方をしている』と語りました。
同氏は2018年に『BTC投資は愚かな投資だ。私ならショートする』といった否定的な意見を語っていましたが、現在はその考え方に変化が見られています。
ビル・ゲイツ氏が語った内容はこちら
KISSベーシスト「3,000万円相当のADA」購入
世界的に有名なアメリカのハードロックバンド「KISS(キッス)」のベーシスト・ヴォーカリストであるGene Simmons(ジーン・シモンズ)氏は2021年2月19日に、自身が30万ドル(約3,000万円)相当の「カルダノ・エイダコイン(Cardano/ADA)」を購入したことを明らかにしました。
カルダノ・エイダコイン(Cardano/ADA)の価格はその後20日に急騰し、2018年1月に記録した過去最高値目前となる「1ADA=1ドル(約105円)」のラインを突破しました。