ビットコイン時価総額「1兆ドル」突破|BTC価格は600万円目前まで上昇
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の時価総額は2021年2月19日に、BTC誕生以降初となる「1兆ドル(約105兆円)」を突破しました。ビットコイン価格が5万ドル(約528万円)を超えたことによってアナリストやトレーダーからは短期的な下落を警戒する意見も出ていましたが、今のところ大幅な下落は見られておらず、現在は600万円目前まで上昇しています。
BTC時価総額110兆円、価格は600万円目前に
ビットコイン価格は2021年2月19日に再び過去最高値を超えて上昇し、世界的に注目されていた時価総額1兆ドル(約105兆円)のラインを正式に突破しました。『BTC時価総額1兆ドル突破』のニュースは仮想通貨メディア以外の主流メディアでも広く報じられており、ビットコインへの関心が再び高まっています。
時価総額1兆ドルのライン突破後も価格上昇は続いており、記事執筆時点のビットコイン時価総額は約110兆円、ビットコイン価格は600万円目前にまで上昇しています。
ビットコイン価格は昨年12月末頃に2017年〜2018年の過去最高値となる約250万円を突破して以降上昇し続けていたため、アナリストやトレーダーの間では短期的な下落を警戒する意見が多数出ていましたが、今のところ大幅な下落は見られておらず、重要ポイントになると見られていた「BTC価格=5万ドル、時価総額=1兆ドル」のラインも比較的スムーズに超えることとなりました。
数年前までのビットコインは主に「個人投資家」の投資対象となっていましたが、最近では「Tesla、Square、MicroStrategy、Marathon Patent Group、MassMutual、Cypherpunk Holdings、Pendal Group、Mode Global Holdings」などといった世界中の様々な企業や資産運用会社がビットコインへの投資を開始しているため、このようなことが長期的な価格上昇を支えていると考えられます。
また「ビットコインの長期的な価格上昇、世界各国の仮想通貨規制整備、大手企業の参入」などといった複数の要因によって、最近では"ビットコイン否定派"とされていた著名人や億万長者などの意見にも変化が見られ始めており、「Twitter、Uber、JPMorgan、BlackRock」などの大手企業・金融機関でもビットコインの採用が検討され始めているため、今後もその他企業でビットコインの採用が続けば長期的に価格上昇が支えられることになると予想されます。
2021年のビットコイン価格予想としては『500万円、1,000万円、2,000万円、5,000万円、1億円』などといった複数の予想が語られていたため、今後の動きにも注目です。