
南米最大のEC企業「Mercado Libre」ブラジルで暗号資産の売買・保管サービス提供へ
ステーブルコインなどを発行している「Paxos(パクソス)」は2021年12月2日に、中南米最大のEコマースプラットフォーム「Mercado Libre(メルカド・リブレ)」の決済部門である「Mercado Pago(メルカド・パゴ)」が、ブラジルのユーザー向けに暗号資産の売買・保管サービスを開始する予定であることを発表しました。
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暗号資産売買・保管サービス「12月中」に提供開始
Paxos(パクソス)は2021年12月2日に、中南米最大のEコマースプラットフォーム「Mercado Libre(メルカド・リブレ)」の決済部門である「Mercado Pago(メルカド・パゴ)」が、ブラジルのユーザー向けの暗号資産売買・保管サービスを2021年12月中に開始する予定であることを発表しました。
MercadoPago(メルカド・パゴ)は銀行口座を持たない人でも利用可能なデジタル決済プラットフォームであり、誰もが手軽に利用できるデジタルウォレットを提供することによって「銀行サービスを利用できない人が3,400万人以上存在する」というブラジルの問題を解決するための取り組みを進めています。
メルカド・パゴはPaxosのブロックチェーンインフラと金融ソリューションを採用して仮想通貨の売買・保管サービスを提供するとのことで、これによってブラジルのユーザーは以下のような複数の仮想通貨・ステーブルコインを1ブラジルレアル(約20円)から売買・保管することができるようになると報告されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・パックスドル(Pax Dollar/USDP)
Paxosは『米ドルを保有したいブラジルのユーザーは、米ドル建てステーブルコインであるUSDPを購入することによって、MercadoPagoのサービス内で簡単に米ドルを保有することができるようになる』と説明しており、ユーザーはプラットフォーム上で販売されている全ての商品を仮想通貨で支払うこともできるようになるとも報告されています。
BTC・ETH・USDPなどの仮想通貨を簡単に売買・保管することができるようになれば、インフレで自国通貨の価値が下がっている場合でも資産を保護することができるようになるため、「MercadoPago」の仮想通貨関連サービスは資産保護のための重要なツールの1つとなり、仮想通貨・ステーブルコインの採用・普及にもつながると期待されています。
なお「Mercado Libre」はビットコインに投資していることでも知られており、今年5月には『Mercado Libreが2021年第1四半期に780万ドル(約8.5億円)相当のビットコインを購入したこと』も報告されています。

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