暗号資産取引所「Zaif(ザイフ)」は2022年3月29日に、仮想通貨ウォレットの運用効率化に向けて「株式会社Ginco」が提供する業務用ウォレット『Ginco Enterprise Wallet』を導入することを発表しました。
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入出金高速化・セキュリティ強化などを実現
Zaif(ザイフ)は2022年3月29日に、仮想通貨ウォレットの運用効率化に向けて「株式会社Ginco」が提供する業務用ウォレット『Ginco Enterprise Wallet』を導入することを発表しました。
『Ginco Enterprise Wallet』は、暗号資産取引に複数の電子署名を必要とする「マルチシグ」と呼ばれる仕組みを採用した業務用マルチシグウォレットであり、暗号資産の安全管理と取扱い業務効率化を実現する他、日本国内で取り扱われている暗号資産を幅広くカバーしています。
Gincoの公式サイトでは、Ginco Enterprise Walletについて『ウォレットの専門事業者として培った秘密鍵の分散管理、分散署名技術を駆使し、最先端のマルチシグ・アーキテクチャを開発(特許出願中)。「生体認証端末と専用アプリケーションを利用したコールドウォレット」と「API操作可能なホットウォレット」の2種類のソリューションがこれまでになくスマートかつ安全なオペレーションでお客様の業務を効率化します』と説明されています。
Zaifを運営するカイカエクスチェンジは『Ginco Enterprise Wallet』を導入することによって、ウォレット管理業務の効率化を通じた入出金のスピードアップ、高度な監査機能によるセキュリティの強化などを実現すると説明しており、多くの独自プロトコルにも迅速に対応できるようになるため「取扱い暗号資産の拡充」や「マルチチェーン対応」などを通じて、Zaifのサービスを”より快適で楽しいもの”へと変化させていけると期待しているとも説明されています。
Zaifはここ最近で取扱い銘柄の拡充も進めており、今月14日には日本国内初上場となる「コスプレトークン(Cosplay Token/COT)」の取り扱いも開始しているため、今後の新たな発表には注目が集まります。