Zaif運営のカイカエクスチェンジ「第一種金融商品取引業者」の登録完了
暗号資産交換所「Zaif(ザイフ)」を運営している株式会社カイカエクスチェンジは2022年6月10日に、暗号資産のレバレッジ取引や先物取引を提供するためなどに必要となる『第一種金融商品取引業者』としての登録を完了したことを発表しました。
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暗号資産の信用取引サービス再開か?
Zaif(ザイフ)を運営している株式会社カイカエクスチェンジは2022年6月10日に、暗号資産のレバレッジ取引や先物取引を提供するためなどに必要となる『第一種金融商品取引業者』としての登録を完了したことを発表しました。
日本では暗号資産の現物取引サービスは『暗号資産交換業者』としての登録を行うことによって提供することができますが、2020年5月に改正金融商品取引法が施行されたことによって、暗号資産のデリバティブ取引は「金融商品取引法」の規制対象となったため、暗号資産のレバレッジ取引や先物取引を提供する事業者は『第一種金融商品取引業者』としての登録を行う必要があります。
今回の登録によって株式会社カイカエクスチェンジは『暗号資産交換業者』と『第一種金融商品取引業者』両方の登録を完了したことになるため、暗号資産の現物取引・レバレッジ取引・先物取引などといったより幅広いサービスを提供することが可能となります。
今後のサービス展開の詳細については明らかにされていないものの、Zaifが以前提供していた日本円・BTC・XEM・MONAを担保として預けることによってレバレッジ取引を行うことができる「信用取引」サービスは停止状態となっていたため、今後は信用取引サービスが再開されたり、同様の新しいサービスが提供されることになると予想されます。
Zaifは今月初めに『新たにDOT・ETC・LTC・XLM・XRPの取扱いを2022年10月までに開始して、暗号資産取扱数国内No1を目指す』ということも発表しており、先日はSkeb Coin(スケブコイン)のIEO実施検討に向けて「カイカエクスチェンジ・スケブ・スケブベンチャーズ」の3社間で覚書を締結したことも発表されているため、今後のサービス展開には期待が高まっています。