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ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月7日〜13日

2023年5月7日〜13日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

BITPOINT:国内初「GXE」取扱いへ

BITPOINT(ビットポイント)は2023年5月10日に、同社が提供している複数のサービスで国内初上場の暗号資産「ゼノ(XENO Governance Token/GXE)」の取扱いを開始することを発表しました。

取扱い対象となるサービスは「現物取引(BITPOINT)、暗号資産入金、暗号資産出金、貸して増やす、つみたて」の5つである、取扱い開始予定日時は「2023年5月16日12:00」とされています。

Google検索でETHアドレスの残高確認が可能に

Google検索で、イーサリアム(ETH)のウォレットアドレスを検索すると、対象アドレスの保有資産が簡単に確認できる機能が実装されたことが明らかになりました。

この機能は一般的に利用されている「Google検索」の検索窓で利用することが可能で、当メディアで実際に確認したところ「Safari」と「Chrome」の両方で実際に保有残高が表示されることも確認できています。

Tether社のBTC保有量などが判明

米ドルに価格が連動する代表的なステーブルコイン「USDT」を発行しているTether(テザー)は2023年5月10日に、2023年3月31日付の準備資産に関する報告書を公開し、金やビットコインの保有量を初めて明らかにしました。

今回公開された報告書は世界トップ5の独立系会計事務所である「BDO Italia」が作成したものであり、この保証意見書はテザー社の連結準備金報告書(CRR)の正確性を再確認するものであると説明されています。

Twitterの新たなCEOが決定

Twitter(ツイッター)を運営する「X Corp.」のオーナーであるイーロン・マスク氏は2023年5月12日に、イーロン・マスク氏の後任となるX/Twitterの新しいCEOが決定したことを発表しました。

Twitterの新CEOには「NBCユニバーサル」で広告担当責任者を務めてきたリンダ・ヤッカリーノ氏が就任するとのことで、ヤッカリーノ氏はビジネスオペレーションに注力し、マスク氏はプロダクトデザインと新技術に注力する予定だと報告されています。

メタバースの相互運用性向上に向けて

Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)は2023年5月10日に、様々なメタバースの相互運用性を高めることなどを目的としたコンソーシアムである「OMA3(Open Metaverse Alliance for Web3)」の理事会に参加したことを発表しました。

Unstoppable Domainsは、NFTの形式で発行されるWeb3ドメインを提供していますが、OMA3ではWeb3ドメインに関する専門知識を活用して「Web3 Landドメイン」の使用を標準化する取り組みを支援していくと説明されています。

BTC大量売却の噂でビットコイン価格急落

ビットコイン(BTC)の価格は2023年5月10日21:30に米CPI(消費者物価指数)の発表が行われた後に、28,000ドル(約275万円)付近まで回復したものの、その後5月11日の午前2:20頃には27,000ドル(約362万円)付近まで急落しました。

最近ではビットコインの巨額送金などに関する誤報でBTC価格が急落する事例が増えてきているため、そのような情報の判断などには注意が必要です。

バイナンス「カナダ市場からの撤退」を発表

BINANCE(バイナンス)は2023年5月13日に、カナダ市場から撤退することを発表しました。撤退の理由としては「ステーブルコインや投資家制限に関する規制」が挙げられており、現時点ではカナダ市場で事業を継続することができないと説明されています。

先月末にはサクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)が新規サービス「Binance JAPAN(仮称)」を発表しているため、日本国内では『本家のBinance.comは利用できなくなるのではないか?』と不安視する声も出ています。

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