ビットコインは次のサイクルで「15万ドル」に|Bernsteinアナリストの価格予想
2025年半ばまでに15万ドルまで上昇する可能性
資産運用会社Bernstein(バーンスタイン)のアナリストであるゴータム・チュガニ氏が「ビットコイン価格は2025年半ばまでに150,000ドル(約2,270万円)まで上昇する可能性がある」との予想を示したことが明らかになりました。
この予想は2023年10月30日の調査報告書の中で語られたもので、その内容は「CNBC」などを含む複数のメディアで報じられています。
Bernstein(バーンスタイン)は「ビットコイン価格は半減期に連動する4年サイクルのパターンを辿っている」と考えているとのことで、2024年〜2027年のサイクルでは2025年半ばまでに同サイクルの最高値となる15万ドルまで上昇すると予想されています。
BERNSTEIN: “For the 2024-27 cycle, we expect #Bitcoin to rise to a cycle high of $150,000 (4.5x from today's price of ~$34,000) by mid 2025, implying a 1.5 times Bitcoin's marginal cost of production.” pic.twitter.com/dlgkN1jXFL
— Carl Quintanilla (@carlquintanilla) October 31, 2023
BERNSTEIN「2024年〜2027年のサイクルでは、ビットコインは2025年半ばまでにサイクルの最高値となる150,000ドルまで上昇すると予想される(現在価格~34,000ドルから4.5倍)。これはビットコインの限界生産コストの1.5倍を意味する。」
BTCの半減期とは?
ビットコイン現物ETFの承認も近いと予想
また、ゴータム・チュガニ氏は仮想通貨業界で注目されているビットコイン現物ETFについて「米国証券取引委員会(SEC)は2024年第1四半期までにビットコインETFを承認する」と予想しているとも報告されています。
同氏は「ブラックロックやフィデリティなどといった世界トップクラスの資産運用会社のETF承認は目前に迫っているようだ」と述べているとのことで、「ビットコイン現物ETFが承認されると、3年以内にはビットコインETFがBTCの市場価値の最大10%を占めることになる可能性がある」との予想も語られています。
ビットコイン現物ETFに関しては「年内に承認される可能性がある」との予想も出ており、Galaxy Digitalは「現物ETFが提供開始されると数兆円規模の資産が流入する可能性がある」との予想を示しています。
2024年以降のビットコイン価格予想では「12万ドル〜18万ドル」を予想する意見が多数語られており、「Fundstrat・Pantera Capital・スタンダードチャータード銀行・Matrixport」などが15万ドル前後の価格予想を語っています。
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(CNBC報道)