暗号資産取引所SBI VCトレードは2024年1月17日に、同社サービスで利用されていた名称を「レバレッジ手数料率」から「ファンディングレート」に、「レバレッジ手数料」から「ファンディングレート(円)」に変更したことを発表しました。
今回の名称変更はSBI VCトレードが提供しているレバレッジ取引サービスの魅力をよりわかりやすくするためのものとなっています。
この記事では、SBI VCトレードが提供しているレバレッジ取引サービスの手数料の魅力についてわかりやすく解説します。
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ファンディングレートとは?
ファンディングレート(資金調達率)とは、ロングポジション(買い)とショートポジション(売り)のトレーダーの間でバランスを保ちながら市場価格を指数価格に引き戻すメカニズムのことであり、一般的には「ポジションを保有している間にかかる手数料のこと」として認識されています。
このレートは市場の需要・供給に基づいて日々変動するもので、供給が需要を上回る場合にはマイナス、需要が供給を上回る場合にはプラスとなります。
具体的な例を挙げると、ファンディングレートがプラスの場合はロングポジションを持つトレーダーがショートポジションを持つトレーダーに対して資金を支払うことになり、ファンディングレートがマイナスの場合はロングポジションを持つトレーダーがショートポジションを持つトレーダーから資金を受け取ることになります。
このような仕組みを採用することによって、ロング・ショートポジションをとるトレーダーのバランスを保ち、市場価格を指数価格に引き戻して市場の均衡が維持される仕組みとなっています。
SBI VCトレードの優位性・魅力
ファンディングレートはこのような仕組みになっているため、トレーダーはその時の保有ポジションと状況に応じて、手数料を支払ったり受け取ったりすることができるようになっていますが、日本国内の暗号資産レバレッジ取引サービスでは「需要・供給に関係なく売り・買い両方のポジションからレバレッジ手数料を徴収する」という例が多くみられていました。
しかし、SBI VCトレードはサービス内で「レバレッジ手数料」という名称を使用しながらも、日々の市場動向に従ってユーザーが手数料を受け取ることもできる形でサービスを提供しています。
そのため、一般的な国内レバレッジ取引サービスでは必然的にレバレッジ手数料が徴収されるのに対して、SBI VCトレードでは状況に応じたポジションをとることで手数料を受け取ることが可能となります。
暗号資産のレバレッジ取引にはリスクも伴うため、実際に取引を行う場合には注意が必要ですが、ファンディングレートを意識した手法を取り入れれば、利益率を高めることができる可能性があると期待されます。
なお、SBI VCトレードのレバレッジ取引サービスでは、取引に必要な証拠金として「日本円・暗号資産現物」の両方を利用することが可能で、レバレッジ取引が提供されていない銘柄を含む全ての取扱銘柄を証拠金として利用できるようになっています。
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