「2030年までに100万ドルを超える」と予想
Twitter(ツイッター)の共同創業者であるジャック・ドーシー氏が「ビットコイン価格は2030年までに少なくとも100万ドル(約1億5,500万円)まで上昇する可能性がある」との考えを示したことが明らかになりました。
今回の価格予想は2024年5月9日に公開された「Pirate Wires」とのインタビューの中で語られたもので、『2030年のビットコイン価格はいくらになっていると思うか?』という質問に対して以下のように回答されています。
(笑)わかりません。少なくとも100万ドルは超えるでしょう。100万ドルに達してそれを超えると思います。ですが、興味深い点は価格だけではないと思います。
ビットコインの最も素晴らしい点は、創設の経緯は別として「ビットコインに取り組んだり、BTCで報酬を得たり、自分で購入したりなど、ビットコインをより良くするために努力する全ての人々がエコシステム全体を成長させていて、それによって価格が上昇している」ということです。
これは何もよりも魅力なエコシステムとムーブメントであり、私に多くのことを教えてくれました。
さらに強気な価格予想も
BTCを強く支持するジャック・ドーシー氏
ジャック・ドーシー氏は早い時期からビットコインを強く支持している人物の一人であり、「ビットコインはインターネットのネイティブ通貨として最適なものである」と繰り返し述べています。
また、ジャック・ドーシー氏が率いるBlock社もビットコイン関連の取り組みを続けていて、モバイル決済アプリの「Cash App」や決済サービス「Square」がビットコインをサポートしている他、BTCのハードウェアウォレットである「Bitkey」なども展開されています。
Squareは先月末に「売上の一部をビットコインに自動変換できる機能」を事業者向けに提供開始したことを発表しており、今月2日にはBlock社から「BTC関連製品から得られた粗利益の10%を毎月BTC購入に充てる計画」も発表されているため、そのような点からもビットコインに対する強い思いが感じられます。
なお、今回のインタビューは「分散型Twitterとして注目されていたBlueskyの取締役会からジャック・ドーシー氏が退任したこと」に焦点を当てたもので、同氏が突然退任した背景などについても詳しく語られています。
ジャック・ドーシー氏が今回のインタビューで語った内容は「Pirate Wiresの記事」で読むことができます。
こちらの記事もあわせてどうぞ