仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

Soneium初のゲーム特化型L3「YAIBA」展開へ:YGG Japan

YGG Japanが、Soneium上でL3(Layer3)チェーン「YAIBA」の開発を行うことを2024年8月27日に発表しました。

Soneiumは、ソニーグループの「Sony Block Solutions Labs」が開発するL2チェーンで、2024年8月23日に発表されました。YGG Japanは、世界最大のWEB3ゲーミングギルド「Yield Guild Games」の日本リージョンのSub-DAOです。

今回、開発が発表されたYAIBAはゲーム領域にフォーカスしたL3です。L2のSoneiumは広範囲な利用を想定している一方で、YAIBAではゲーム関連のトランザクション処理を担うことを想定しています。ゲームに特化してトランザクションを処理することで、Soneiumエコシステムのスケーラビリティ向上に寄与したい狙いがあります。

また、YAIBAはトークンを発行しているような既存のWEB3ゲーム開発環境のみではなく、通常のゲームにブロックチェーンの機能を部分的に付与する機能も提供予定となっています。一般的なゲームにもアプローチを行いたい方針が明らかになっています。

現在、明らかになっているYAIBAの特徴には、以下の5つが挙げられます。

上記のような特徴によって、ゲーム開発者がWEB3ゲームを作るためのソリューションをワンステップで提供することを目指しています。

YAIBAが構築されるSoneiumは、エコシステムの構築に向けてさまざまな動向を見せています。2024年8月28日には公開テストネットである「Soneium Minato」と、Soneiumエコシステムを支援するための「Soneium Spark」というインキュベーションプログラムを発表しました。

Soneium Minatoは、アプリケーションの構築に興味があるすべての開発者やクリエイターがアクセスできる公開テストネットです。既存のWEB3アプリで広く利用されているイーサリアム(Ethereum)と互換性のあるツールを利用でき、高速で低コストな開発環境を提供します。

>>最新の国内ニュースはこちら


Souce:SHAKE Entertainment公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:SHAKE Entertainment公式発表から