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ビットコイン:米ドル建て過去最高値更新「75,000ドル」到達|米大統領選が好影響

トランプ氏勝利への期待感でBTC価格上昇

ビットコイン(BTC)の価格は2024年11月6日に、米ドル建て過去最高値を更新して75,000ドル(約1,150万円)まで上昇しました。

今回の価格上昇は、米大統領選挙で仮想通貨に有効的な政策を掲げている共和党のドナルド・トランプ氏が優勢であることによるものであると考えられています。

米大統領選の開票結果は国内外多数のメディアなどで随時更新されており、トランプ氏が優勢な状況が続いているため、トランプ氏の当選に対する期待感からビットコイン価格が上昇していると考えられます。

また、一連の価格上昇で2.5億ドル(約380億円)相当のショートポジションがロスカット(強制清算)されたことなども報告されているため、大幅な価格変動による強制清算も価格上昇を後押ししていると見られます。

なお、ビットコイン価格は75,000ドル到達後に73,000ドル台まで下落したものの、現在は再び75,000ドル付近まで回復してきています。

2024年10月28日〜2024年11月6日 BTC/USDの1時間足チャート(画像:TradingView)

米大統領選挙の開票状況

2024年の米大統領戦では「アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州、ノースカロライナ州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州」の7つが激戦州とされていますが、記事執筆時点では「ノースカロライナ州とジョージア州でのトランプ氏勝利」が報告されています。

また、現在は「でのトランプ氏勝利」を報じる内容も出てきているため、トランプ氏の再選に対する期待感はますます高まってきています。

なお、米大統領選挙のリアルタイム開票速報は「日本経済新聞の専用ページ」でも確認することができます。

米大統領選挙:2024年11月6日15:00時点の開票結果(画像:日本経済新聞)

米大統領選に関しては今後カマラ・ハリス氏が逆転勝利する可能性も残されており、勝者確定後も利益確定による売りが増加する可能性もあるため、今後も大幅な価格変動に注意が必要ですが、ビットコイン価格が過去最高値を更新したことによって仮想通貨業界では今後のさらなる成長に期待が高まっています。

また、現在はその他複数のアルトコインでも価格上昇が見られているため、今後はアルトコインへの資金流入などにも注目です。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=153.48円)

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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