ポーランドを仮想通貨の楽園に
ポーランドの大統領候補であるSławomir Mentzen(スワヴォミル・メンツェン)氏は2024年11月18日に、ビットコイン(BTC)準備金の採用を公約に掲げ「私がポーランドの大統領に選ばれた場合、我が国は仮想通貨の楽園になる」と公言しました。
スワヴォミル・メンツェン氏は18日の投稿で「ポーランドは戦略的ビットコイン準備金を採用すべき」と述べており、「自身が大統領になった場合には仮想通貨に友好的な規制と低い税率を採用し、銀行や規制当局からの支援的なアプローチでポーランドを仮想通貨の楽園にする」と語っています。
また、同氏は今回の投稿の中で、ビットコイン価格が月に届くほど高騰することを意味する「BTC to the Moon」ともコメントしています。
ポーランドは戦略的ビットコイン準備金を採用すべきです。
私がポーランドの大統領なれば、非常に友好的な規制、低い税率、そして銀行や規制当局からの支援的なアプローチによって、我が国は仮想通貨の楽園となるでしょう。
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米国のBTC準備金法案の詳細
Satoshi Action Fundのモデル政策を採用か
「スワヴォミル・メンツェン氏がビットコイン準備金の採用を公約した」というニュースは、複数のXアカウントにソース記載なしで報告されていましたが、同氏はそれら複数の投稿をリポストしているため、一連の報告は事実であると考えられます。
また、メンツェン氏は政策立案者や規制当局のビットコイン政策を支援する非営利団体「Satoshi Action Fund」の共同創設者兼CEOであるデニス・ポーター氏が投稿した以下の投稿もリポストしているため、ビットコイン準備金の採用時には「Satoshi Action Fund」のモデル政策が採用されることになると予想されます。
超速報:ポーランド大統領候補が、Satoshi Action Fundのモデル政策を使用して「戦略的ビットコイン準備金」を創設することを公約。
Satoshi Action Fund(サトシ・アクション・ファンド)は、政策立案者や規制当局にビットコインの利点を伝えることを目的とした無党派・非営利の教育組織であり、今月11日時点では「ビットコイン準備金に関する20件以上の法案を提出し、4件の法案が可決された実績を有している」とも報告されています。
デニス・ポーター氏は2024年11月12日に「ビットコイン準備金の導入支援に関する募集をかけた後、わずか15時間以内に5カ国から連絡を受けた」と報告していたため、この5カ国の中にはポーランドが含まれていた可能性があります。
ビットコイン準備金を採用する動きは米国で注目を集めていますが、デニス・ポーター氏は米国外から相談を受けていることを報告しているため、今後はビットコイン投資戦略を採用する動きがその他複数の国にも拡大する可能性があると期待されています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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