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BINANCEが被災地へ5,000万円相当の寄付を正式発表|西日本豪雨災害


仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)は、西日本豪雨災害の被害を受けた被災地に正式に寄付を行うことを発表しました。この支援活動は複数回に分けて行われるとのことで、その合計金額は約1億5千万円に相当すると報じられています。

こちらから読む:BINANCEのCEOが発表した西日本豪雨災害への寄付活動

最初に行われる寄付では5千万円相当の仮想通貨をビットコイン(BTC)に変換したのちに日本円へと変換することで寄付を行うと発表されています。この寄付は2,500万円に分割された後に、広島県と岡山県に対して積極的な援助を行なっている公認されたNPO法人へと送金される予定となっています。

この発表は本日7月18日に行われており、実際の送金は発表後数時間以内に行われることも記載されています。具体的な取引の詳細は送金が行われた後に、改めてBINANCEから発表されることになっています。

BINANCEが実施した募金活動では、この一週間で約41万ドル(約4,630万円)に相当する額のイーサリアム(ETH)やその他のERC20トークンが集まったと報告されており、バイナンスからの寄付と合計すると、その合計金額はおよそ141万ドル(1億5,900万円)にも登ります。

BINANCEのCEOである趙昌鵬(Zhao Changpeng)氏は、西日本豪雨災害が起きた直後に支援を行うことを発表しており、その他の仮想通貨プロジェクトにも協力を呼びかけていました。

私たちの心は西日本の被災者と共にあります。
Binanceは、BNB、BTCまたはJPYで1,000,000ドル相当の寄付を行います。
また私たちは我々の仮想通貨パートナーに対して、助けを求めている友人たちを共に支援するように呼びかけています。

BINANCEは日本で仮想通貨交換業を行うことが認められなかったものの、その後も積極的に日本への支援を続けています。その他の海外取引所が日本向けサービスの停止を発表する中で、異なるアプローチを取っているBINANCEの活動には、大きな注目が集まっています。

今回の豪雨災害で被災された皆さまの安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。