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仮想通貨×バスケットボールまとめ:ブロックチェーンを活用するNBAや人気選手


ブロックチェーン技術や仮想通貨に関連するバスケットボール業界のニュースをまとめて掲載しています。NBAのチームやスター選手などはすでに暗号化技術に注目しており、実際に自分たちでそれらのプロジェクトに取り組んでいます。スポーツの世界全体をさらに盛り上げる彼らの活動を紹介します。

こちらから読む:仮想通貨×スポーツまとめ:ブロックチェーンで激変する業界とビジネス

ダラス・マーベリックス|Lympo

アメリカ合衆国のテキサス州ダラスを拠点とするプロバスケットボール協会(NBA)チーム「Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)」は、健康的な生活を送るために日頃から運動に励んでいる人々を支援している仮想通貨プロジェクト「Lympo(リンポ)」と提携を結んでいます。

Lympo(リンポ)は、健康な体を作るために日頃からジョギングや筋力トレーニングなどに励んでいる人々を支援するサービスを提供しています。Lympoが提供しているアプリは、エクササイズや健康維持のために運動に取り組んでいる人々の活動に対して報酬を与えることができる設計となっているため、ユーザーはモチベーションを高めつつ、より楽しく日常的なトレーニングに励むことができます。

Lympoで報酬として支払われる仮想通貨リム(LYM)は、ダラス・マーベリックスと提携したことによって、試合のチケットやその他の関連グッズなどにも利用できるようになります。ユーザーはLympoアプリ上で公開されるマーベリックスが作成したフィットネス課題を達成することで、それらの報酬を手に入れることができます。

現在マーベリックスとLympoは、2018年の後半に発表される予定となっている「Lympoトレーニングセンター」と「Lympo練習コート」の準備に取り組んでいます。また、マーベリックスもブロックチェーン関連の活動を進めているため、Lympoと長期的に協力し、両者の技術を統合していくことを計画しています。

Lympoとダラス・マーベリックスが提供するサービスは今年の秋頃に公開される予定となっています。

サクラメント・キングス|イーサリアムマイニング

カリフォルニア州サクラメントを拠点とするNBAチームであるSacramento Kings(サクラメント・キングス)は、イーサリアム(ETH)マイニング(採掘)を行なっています。

ブロックチェーンや仮想通貨を以前から積極的に取り入れているサクラメント・キングスは、その他の数多くのテクノロジーにも関心を示しており、チームで所有しているアリーナにはマイニング設備の他にも様々な機能が備わっています。

「Golden 1 Center(ゴールデン1センター)」と呼ばれるこのアリーナは、最先端技術を積極的に取り入れており、施設内の電力は全て太陽光発電で補っています。これにより圧倒的な低コストでマイニングを行なっているサクラメント・キングスは、それによって得られた資金を慈善活動に役立てています。

サクラメント・キングスの取り組む慈善事業の内容や、アリーナの中の映像は以下の記事で詳しく紹介しています。

ヒューストン・ロケッツ|AntPoolとスポンサー契約

テキサス州ヒューストンを拠点とするNBAチームである「Houston Rockets(ヒューストン・ロケッツ)」は、世界最大のマイニング企業「BITMAIN(ビットメイン)」の関連会社である「AntPool(アントプール)」とスポンサー契約を結んでいます。

AntPoolは、より多くの人々に仮想通貨の知識を深めてもらい、正しい知識や認識を広げることを望んでいます。この目標を達成するためには「ヒューストン・ロケッツ」との提携が最も有効的であると説明している同社は、このパートナーシップを通してヒューストン・ロケッツが使用している競技場である「Toyota Center(トヨタセンター)」にAntPoolの特設ブースを設置しています。

このブースにはAntPoolの製品などが展示されているため、スタジアムを訪れた人々は、仮想通貨関連の製品を実際に手にしてより多くの知識を深めることができます。

女子バスケットボール選手会(WNBPA)|SportsCastr

アメリカの女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)に所属する選手たちの組合である「女子バスケットボール選手会(WNBPA)」は、スポーツ関連の動画配信サービスを提供しているブロックチェーン企業「SportsCastr(スポーツキャスター)」と提携しています。

この提携によって、SportsCastrではWNBAの選手たちとユーザーがコンテンツを通じた繋がりを持つことができるようになりました。SportsCastrはその他のスポーツ業界との提携を発表しており、より大規模なサービスへと成長しています。

WNBPA:ブロックチェーン企業と提携に関する記事はこちら

熊本 ヴォルターズ|KSP(Kumamoto Supporter Point)

熊本を拠点に活動しているプロバスケットボールチーム「熊本 ヴォルターズ」は、クラウドファウンディングの仕組みを活用した『育成支援システム』に取り組んでいます。この取り組みでは、バスケット選手のカード、サイン、動画といったデジタルデータをブロックチェーン上に記録し、支援を行ったサポーターに対してチームに貢献してくれたことへの感謝の印としてそれらのデータコンテンツを付与する形式を採用しています。

また、パートナー企業や団体に関連した活用方法として、来場者やイベント参加者に対して『KSP(Kumamoto Supporter Point)』を付与するといった取り組みも計画しています。

Spencer Dinwiddie|仮想通貨も扱う「ビジネスマン」

NBAのBrooklyn Nets(ブルックリン・ネッツ)で活躍しているSpencer Dinwiddie(スペンサー・ディンウィディー)氏は、ビットコインやアルトコインなどの複数の仮想通貨に投資する「仮想通貨投資家」でもあります。

バスケット業界のその他の選手よりも早い時期からビットコインに投資していたスペンサー氏は、「Brooklyn Nets」に所属していた他の選手にも仮想通貨投資を進めていたと言われています。その当時は仮想通貨の認知度も低かったことなどから多くの共感を得ることはできなかったものの、現在では多くの選手が彼の影響を受けて仮想通貨投資を行なっていると言われています。

仮想通貨の魅力を多くのNBAプレイヤーに伝えている同氏は、自身がプロデュースするスニーカーブランド「K8IROS」で仮想通貨決済も受け入れています。

スペンサー・ディンウィディー選手の記事はこちら

バスケットボール業界以外のスポーツ業界でも、仮想通貨やブロックチェーンの導入は加速しています。BITTIMESではサッカー野球などでの活用事例も紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください。

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