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全米最強の投資家ビル・ミラー「アルトコインのほとんどは無価値である」


伝説の投資家として知られるBill Miller(ビル・ミラー)氏は「ビットコイン(BTC)の技術は興味深いものの、アルトコインは”ほぼ”無価値」だと述べており、「将来的にBitcoinは金と同等とみなすことができる」と語りました。

こちらから読む:ビットコインとは何か?「初心者にもわかりやすく簡単に説明」

ビットコイン愛好家|Bill Miller

ビットコイン愛好家としても知られるBill Miller(ビル・ミラー)氏は、ビットコインに10億ドル(1,100億円)を超える額を投資しています。

ビットコインを非常に高く評価していることでも知られるミラー氏は「Miller Value Partners」の創業者であり、最高投資責任者でもあります。同氏は伝説の投資家とも言われており、ファンドマネジャーや慈善事業家としても知られています。

ミラー氏は早い時期からビットコインに投資をしており、保有しているBTCの平均購入金額は300ドル(約33,000円)と言われています。この金額は2015年のビットコイン取引額であり、ビットコイン価格がこの金額を下回ったことは一度もありません。

なぜBitcoinに投資するのか

ミラー氏はブルームバーグとのインタビューの中で、”ビットコインに投資する理由”についての質問を受けた際に次のように答えています。

ビットコインの技術はとても興味深いものです。
現在7,800ドル(約86万円)の価格が今後どうなるかはわかりませんが、100ドル(約11,000円)だった時に比べると、そのリスクははるかに低いです。

彼は、ビットコインの価格が”0″になっても、毎日高騰が続いても最終的には”規制されて生き残る”と説明しています。そしてそれによって仮想通貨の生態系に流入する資金が増えるとも述べています。

さらにミラー氏は、「それぞれの億万長者たちがビットコインを購入すると決断した場合、その価格は”非直線形に”上昇し、急激な価格上昇が起こるだろう」とも述べており、「ほとんどのアルトコインはおそらく無価値である」とも語っています。

将来的にその他の重要な金融機関が仮想通貨を採用すれば、それらの通貨の価格はさらなる高値を更新する可能性があります。またミラー氏は、投資を行う際には仮想通貨を含めた全ての資産を”限られた1つのもの”に投資するのは避けるべきだとも指摘しています。

ビットコインを強く支持している同氏は「ビットコインは”金”と最もよく似ている資産であり、実際に物を購入するためにも使用できる」と強調しています。彼のようにBTCを”金”と同じもしくはそれ以上であると評価する意見は非常に多く、ライトコイン(LTC)の創業者であるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏も以前から「ビットコインはデジタルの金である」と語っています。

ビットコイン(BTC)の価格はこの数日で20万円ほど上昇しており、2018年7月29日の時点では、1BTCあたり約907,000円で取引されています。

ミラー氏だけでなくその他多くの有名な億万長者たちが高く評価しているビットコインは、今後も大きく成長していく可能性を秘めています。

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