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BMWがブロックチェーンで「未来のクルマ」を創る|今注目すべき最先端プロジェクト


BMW(ビー・エム・ダブリュー)は、ブロックチェーンの技術を積極的に自社製品やサービスに取り入れています。数多くのBlockchain企業と提携している同社は、車両のあらゆる情報をより安全に保管・管理し、従来のシステムよりも圧倒的に簡単な方法で追跡することもできるようなプロジェクトにも取り組んでいます。

こちらから読む:BMWも活用しているブロックチェーン技術とは?基本知識と関連記事

BMW(ビー・エム・ダブリュー)とは

BMW(ビー・エム・ダブリュー)とは、ドイツのバイエルン州ミュンヘンに本社を構える自動車や自動二輪車、エンジンなどを製造・販売している企業です。

1916年に設立された同社は、かつては航空機のエンジンメーカーだったことでも知られており、エンブレムとして使用されている青と白は『バイエルンの青い空と白い雲』を表しており、その周りに縁取られた黒の円や十字は飛行機の回転するプロペラを表しているとされています。

BMWの公式ホームページでは『刺激的で豊かなカーライフの実現』を目指して、『常に将来の技術やサービスの開発を進めている』と説明されています。

新しい技術を常に追い求めている同社では、雨天時の濡れた路面や雪道・部分凍結といった様々な場面において快適な走りを実現する「インテリジェント4輪駆動システム」や、電気とターボ・エンジンが融合し、卓越したパワーと燃費効率を実現した「BMW PHEV」の車両なども提供しており、最近では複数のブロックチェーン企業との提携も発表しています。

carVertical(CV):ブロックチェーンで走行履歴などを管理

カーバーチャル(carVertical/CV)は、自動車の情報や走行履歴などのような情報をブロックチェーン上で管理している企業です。

現在の自動車業界には、最新技術によって解決できる様々な問題点があると考えている同社は、
・カーナビのデータ
・車両の事故履歴
・走行履歴
といった、車を購入する際や管理する際に重要となる様々な情報を『改ざんすることができない』という特徴を持つブロックチェーン技術で管理することによって、信頼できる自動車産業を構築することに貢献しています。

BMWとの提携では、車両の走行距離、燃料消費、イベントデータなどの様々なデータをブロックチェーン上で管理する役割を果たしています。これらのデータはBMWの車両に内蔵された「SIMカード」によって送信され、「carVertical」のブロックチェーン上に記録されます。

それらのデータは全て暗号化されており、車の所有者の同意を得た上で「carVertical社」が車両のデータにアクセスすることができるようになっています。

「carVertical」のサービスを利用するためには、対象となる車両にSIMカードが内蔵されている必要がありますが、BMWの車両では約850万台がこれらの条件を満たしていると報告されています。

VeChain Thor(VET):ブロックチェーンで商品の品質を証明

ヴィチェーン(VeChain Thor/VET)は、様々な商品の品質を証明することができるサービスを提供しているブロックチェーンプロジェクトです。

同社は、あらゆる商品の情報をブロックチェーン上で管理することによって、それらの商品が”本物”なのか”偽物”なのかを見分けることができる仕組みを提供しています。

VeChainは、正規品を証明するために「NFCチップ」を対象となる商品に埋め込むことによって、それらの情報をブロックチェーン上で管理しています。それらの商品が『本当に偽物ではないか?』は、スマートフォンで簡単に確認することができます。

専用のアプリケーションをダウンロードして対象となる商品にかざすだけで、「商品の生産者情報」や「流通経路」をはじめとする様々な情報を確認することができます。

BMWとVeChainが提携したことによって、車両の修理履歴やより詳細な製品情報をシンプルな方法で確認することができるようになるだけでなく、過去に車両を所有していたドライバーの特性なども追跡することができるようになるとも伝えられています。

Bloom(BLT):ブロックチェーンで消費者への融資を合理化

ブルーム(Bloom/BLT)は、最先端の効率的な方法で仮想通貨や法定通貨の貸付サービスを提供しているブロックチェーン企業です。

BMWは「Bloom」と協力することによって、顧客情報を安全に管理できる合理化されたレンディングサービスの提供を目指しています。

「Bloom」が提供しているモバイル端末向けアプリケーションを利用することによって、融資を希望する人々の個人情報は、ローカルデバイス上で安全に保管されます。またアプリケーション自体が非常に使いやすい仕様となっているため、利用者は安全かつ簡単な方法で金銭的な支援を受けることができます。

このプロジェクトは「BMW Financial Services Collaboration Lab(BMWフィナンシャル・サービス・コラボレーションラボ)」の一環として行われており、合計6社の企業がこのプロジェクトに参加しています。

ブロックチェーン技術はあらゆる業界に

ブロックチェーンの技術はBMWだけでなく、その他の大手自動車メーカーも取り入れています。当メディアではそれらのメーカーでの活用事例をまとめて紹介する記事も作成していますので、そちらの記事も合わせて読んでみてください。

また自動車業界以外の分野での活用事例も紹介しているので、それらの情報からブロックチェーンの未来を想像してみてはいかがでしょうか?