フィリピンの金融サービス大手が「RippleNet」に参加|国際送金を効率化
フィリピンの大手金融サービスプロバイダーである「Cebuana Lhuillier」は、リアルタイム送金サービスにRipple(リップル)社のブロックチェーン技術を活用していくことを発表しました。合計2,500以上の支店を構えている同社は「xCurrent」を採用することによって、サービスの効率を大きく向上させることができると説明しています。
こちらから読む:Huobiで"XRPプレゼントキャンペーン"開催中「Ripple/XRP」関連ニュース
小口金融サービスでブロックチェーン活用「フィリピン初」
フィリピン全土に2,500の支店を構え、200以上の認定国際パートナーを持つ「Cebuana Lhuillier」は、Ripple(リップル)社が提供する国際送金ネットワーク「RippleNet」に参加し、国際送金ソリューションである「xCurrent」の技術を採用しています。
xCurrentは、国際送金を瞬時に完了することができるだけでなく、銀行間のリアルタイムメッセージングもできるようになっているため、取引前に決済内容の確認や決済後の着金確認もできるようになっています。
Ripple社と提携を結んだことによって「Cebuana Lhuillier」は、フィリピンで初めてマイクロファイナンシャルサービスの分野にブロックチェーン技術を活用した金融機関になったと報じられています。
Cebuana Lhuillierの最高経営責任者兼社長であるJean Henri Lhuillier氏は、Ripple社と提携を結ぶことによってサービスの効率をさらに高めることができると述べています。
xCurrentを使用すれば、クライアントへのサービス提供の効率を向上させることができます。今回の提携はこの業界で最高クラスの評価を獲得している「Cebuana Lhuillier」が、さらなる革新と進化のための取り組みを続けていることを表しています。
Ripple社が提供する国際送金ネットワーク「RippleNet」の規模はこの1年間で急速に拡大しており、最近の発表では参加する企業が世界40カ国の100社以上に上っていることが明らかにされています。今月半ばには、イスラエル最大の金融サービス会社である「GMT」もRipple社と提携を結んだことを発表しています。世界各国の大手金融機関との提携が続くRipple社は今後もさらに成長を加速させていくことになると予想されます。
Rippleに関するその他のニュースはこちら
リップル(Ripple/XRP)の価格|2018年12月22日
リップル(Ripple/XRP)の価格は2018年12月17日頃からやや上昇しており12月19日には「1XRP=43円」まで回復していましたが、現在はやや下落しており2018年12月22日時点では「1XRP=39.16円」で取引されています。
2018年12月15日〜12月22日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
bitbankの登録方法はこちらで詳しく解説しています