ビットコインの時価総額が、世界中に存在する全ての法廷通貨で流通している現金の総額ランキングに入れても 6位にランクインすることが判明しました。
上記の画像は国際決済銀行( Bank of International Settlements )が調査し、発表したものです。
現金の総額が大きいものから順番に、アメリカドル・ユーロ・元・日本円・ルピーの次にビットコインが入ってきています。
ちなみにこの調査時のビットコインの時価総額は 1800億ドル(約 19兆円)でしたが、現在はさらに価格を上げて時価総額は 21兆円を超えています。
早ければ今年中には、ルピーの時価総額を超えていくでしょう。
ビットコインの時価総額世界一への道
さて、ここまで高騰を続けているビットコインが、「世界一の流通通貨」つまり、「ドルの代わりになる(現物の基軸通貨になる)」には、どれほど価格を上昇させる必要があるのでしょうか?
順番に解説をしていきます。
今回の調査を行なった国際決済銀行によると、ビットコイン価格が「 15,000ドル(約 160万円)」にまで上昇したときルピーを超えて、世界第 5位の通貨になると考えられています。
また、72,300 ドル(約 795万円)を超えた段階でユーロを超え、世界第 2位の通貨へと躍り出ると予測されています。
ちなみに、ビットコインの時価総額が日本円の時価総額を超えるのは 51,200ドル(約 560万円)を超えたあたりですね。
そして、アメリカドルをビットコインが超えるには 85,160ドル(約 936万円)の価格を越えれば、
「ビットコインは世界一の流通通貨」として基軸通貨として運用され出すでしょう。
ビットコイン価格予測は 1BTC=1,800万円と予測している投資機関もあるくらいですから、可能性は十分にあります。
>>「ビットコイン仮想通貨・今後の相場予測【2018〜2021年まで】」
ビットコインの時価総額第6位が意味すること
今回の国際決済銀行の調査結果から、以下のようなことが判明しています。
・ビットコインの時価総額 19兆円は、アメリカ・日本・中国以外の先進国の法定通貨の現金の総量よりも大きい。
・世界人口の 54%以上の人はビットコインよりも流通量が少ない法定通貨を使用して暮らしている。
これは着実にビットコインが「各国の法定通貨よりも力をつけていることの証明」になるのではないでしょうか?
上位仮想通貨と法定通貨ランキング
上記の画像は、上位仮想通貨と法定通貨の現金のランキングを表したものですが、
現在のイーサリアムの時価総額は 4.9兆円と「世界第 17位の通貨」にランクイン。
ビットコインキャッシュの時価総額は 2.8兆円と「世界第 20位」リップルは 1.1兆円で「 21位」にランクインしています。
世界の法定通貨の現金の量よりも仮想通貨の方が使われる可能性が出てきました。
私たちは今、時代が変わっていく歴史的瞬間に、リアルタイムで触れているのかもしれません。