韓国の大手スマートフォンメーカー「SAMSUNG(サムスン)」が新しく発売する「Galaxy S10(ギャラクシー・エステン)」に、仮想通貨ウォレット機能が搭載されることが正式に発表されました。この最新のデバイスには「ダイナミックAMOLEDディスプレイ」や「高性能カメラ」なども採用されています。
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サムスン最新のスマートフォン「Galaxy S10」
SAMSUNG(サムスン)が公開した「Galaxy S10(ギャラクシー・エステン)」のプレスリリースには、仮想通貨の秘密鍵を安全に管理することができるウォレット機能が搭載されていることが記載されています。
セキュリティ:Galaxy S10は、軍用レベルの「Samsung Knox」と、ブロックチェーン対応のモバイルサービスを使用するための秘密鍵を格納するハードウェアで保護された安全なストレージで構築されています。
以前にリークされた画像では、イーサリアム(Ethereum/ETH)のウォレットが搭載されていることが明らかにされており、その他の報道ではビットコイン(BTC)や分散型アプリケーション(DApps)などに対応することなども噂されていましたが、今回公開されたプレスリリースではそれらに関する詳しい情報は記されておらず、仮想通貨やブロックチェーンに関連する文章はこの一文のみとなっています。
しかしながら「Galaxy S10」には、前面をカバーする「ダイナミックAMOLEDディスプレイ」や史上初の「超音波指紋スキャナー」、プロレベルの写真や動画を撮影することができる「高性能カメラ」など、魅力的な機能が数多く搭載されていることが明らかにされています。
世界に先駆けて既存のスマートフォンブランドに仮想通貨ウォレット機能を搭載したサムスンには、今後も期待が高まります。
Galaxy S10シリーズは、2019年3月8日から
・AT&T
・Spectrum Mobile
・Sprint
・T-Mobile
・US Cellular
・Verizon Wireless
・Xfinity Mobile
によってオンラインで販売されることになっており、販売価格は、
Galaxy S10e:749.99ドル(約83,000円)
Galaxy S10:899.99ドル(約100,000円)
Galaxy S10+:999.99ドル(約110,000円)
とされています。
「Galaxy S10」の詳細情報は、以下の公式プレスリリースをどうぞ。
>「Galaxy S10」の詳細情報はこちら
一部取り扱い通貨が判明(追記:2019年2月22日)
韓国のブロックチェーンメディアである「BlockchainROK」の報道でによって「Galaxy S10」にブロックチェーンのチュートリアル動画が含まれていることが明らかになりました。
Twitter上に公開された動画では、データ保護や仮想通貨決済による商品の購入、電子署名などの幅広い機能が提供される可能性が高いことが明らかにされています。
サムスンは携帯電話上にブロックチェーンの紹介動画を掲載しています。彼らは以前に否定していましたが「Galaxy S10」へのウォレット機能統合はすでに確認が取れています。アップルを意識しているのしょうか?
また、動画の後半ではウォレットから他のユーザーに仮想通貨を送金する際のデモ映像も映し出されており、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に対応していることが示されています。その他の仮想通貨の取り扱いに関しては今のとことろ明らかになっていませんが、今後も新しい機能や通貨が追加されることも期待できます。
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