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仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年2月24日〜3月2日


2019年2月24日〜3月2日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

みんなのビットコイン利用者は「必ず」確認を

仮想通貨取引所「みんなのビットコイン」は、現在提供されている仮想通貨取引サービスを2019年3月31日で終了する予定となっています。サービスの終了にあたり、今後は段階を追って各種サービスが停止されることが発表されているため、期間内に「資産移動」や「ポジションの決済」を行っていない場合には、同社の裁量で自動的に決済などが行われることになります。

公式発表でも各種手続きを”自分自身”で行なっておくことが推奨されているため、利用者の方は早めに手続きを行っておくようにしましょう。なお「みんなのビットコイン株式会社」の商号は、2019年3月1日時点ですでに「楽天ウォレット株式会社(Rakuten Wallet, Inc.)」へと変更されており、ロゴマークも一新されています。

XRPが稼げる「動画ストリーミングサービス」公開へ

リップル(XRP)を使った少額決済サービスなどを提供しているCoil(コイル)は、仮想通貨XRPを用いて収益化を図ることができるビデオストリーミングプラットフォーム「Cinnamon(シナモン)」が同社のプラットフォーム上に立ち上げられたことを発表しました。

Ripple社は「Cinnamon」のサービスについて、コンテンツ制作者が視聴者から直接支払いを受けることができる初めてのビデオストリーミングプラットフォームだと説明しています。

ビットコインクジラ「さらに肥える」

ビットコイン(BTC)を大量に保有している「クジラ」たちは、40万円前後での価格推移を続けていた過去2ヶ月の間に約150,000BTC(約640億円)を蓄積したと伝えられています。

昨年の大幅な価格下落以降、仮想通貨市場では価格の低迷が続いていますが、仮想通貨保有量「TOP100」のリストに記載されているウォレットアドレスの持ち主たちは、横ばいの状態が続いているこの数ヶ月間で、順調に保有する暗号資産の数を増やしています。

イーサリアム・アップデートによる「5つ」の変更点

イーサリアム(Ethereum/ETH)は、今月1日の午前5時頃に重要なアップデートである「Constantinople/St.Petersburg(コンステンティノープル/セントピーターズバーグ)」を無事完了させました。

今回のアップデートによる主な変更点「5点」について、多くの人が理解できるように簡単な解説を掲載しているので、興味のある方は一度目を通してみてください。

BTC適正価格「27万円」マイナーが反論

JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)は今年1月に公開したレポートの中で、ビットコインのマイニングにかかるコストなどを元に計算を行い「BTC適正価格は2,400ドル(約26.5万円)である」と発表しました。

しかし、マイナーやその他の利害関係者たちは「JPモルガンの報告書は間違っている」と指摘しており、「限界費用」や「適正価格」と言った概念はビットコインには適用されないため、JPモルガンによる分析は”ほとんど重要ではない”と説明しています。

ライトニング・トーチ「大手金融機関」にまで到達

ビットコイン(BTC)の少額送金を実現し、取引速度や送金手数料の問題を解決することができる話題の技術Lightning Network(ライトニングネットワーク)は急速に成長を続けています。

Lightning Networkを通じて「BTC少額送金」の”聖火リレー”をつなぐ試みである「ライトニング・トーチ(Lightning Torch/LNTorch)」は、約800兆円もの資産を管理する大手金融機関Fidelity Investments(フィデリティ・インベストメンツ)のデジタル部門にまで到達しました。ライトニング聖火リレーに参加した金融機関は同社が初であるとも報告されています。

教えてCEO!仮想通貨市場は今後どうなる?

トロン(Tron/TRX)BINANCE(バイナンス)の両CEOは、中国の仮想通貨メディアとのインタビューの中で「仮想通貨市場の今後」や「下落相場」に関する質問に回答しました。

このインタビューでは、ビットコインの底値に関する話題や、今後価格が上昇する可能性、JPモルガンが発行したデジタル通貨「JPMコイン」に対する両者の考えなどが語られています。