ビットコイン強気相場、今後も続く見通し「適正価格は156万円」Tom Lee

by BITTIMES

ビットコイン強気派として仮想通貨業界で注目されている投資アナリストのThomas Lee(トーマス・リー)氏は、先日2日の大幅な価格急騰に伴い、弱気相場は強気相場へと移行したと考えています。複数の要因に支えられ、BTC価格がこれから徐々に回復していくと予想している同氏は、現在のビットコイン適正価格は14,000ドル(約156万円)だと主張しています。

こちらから読む:BTC価格は年末"2億円"に?「ビットコイン」関連ニュース

BTC適正価格「156万円」その理由とは?

ビットコイン(Bitcoin/BTC)などの仮想通貨に対して強気な予想を語り続けてきたことで知られるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、CNBCの経済番組「Squawk Box」に出演した際に、現在のビットコイン適正価格は14,000ドル(約156万円)だと考えていることを語りました。同氏はこの適正価格を「ビットコインのマイニングコスト」や「複数の指標」に基づいて導き出しています。

ビットコインのマイニングを行う際に必要となる費用(マイニングコスト)を考慮して考えると、一般的にはビットコイン価格が5,000ドル〜6,000ドル(約55万〜66万円)で取引されていなければマイナーは利益を上げることができないと言われており、仮想通貨業界ではこれを「マイニングの損益分岐点」と呼んでいます。

市場が上昇傾向にある場合のビットコイン価格はこの"マイニング損益分岐点"となる価格の「2〜3倍」で取引されている傾向が見られているため、リー氏は「156万円がビットコインの適正価格である」と考えています。

強気相場への移行を示す「200日移動平均線」

リー氏はその他の専門家と同様に「2018年から2019年にかけて続いた弱気市場は終わった」と考えており、インフラの開発や仮想通貨を大量に保有している「クジラ」と呼ばれる人々がビットコインを買い貯めていることがこれまでの価格動向の背後にあると説明しています。

また、この他にも同氏は番組の中で「ビットコイン価格が220万円近く高騰した際に売り抜けた投資家たちが徐々に市場に戻ってきている」とも語っています。

以前から「ビットコイン価格を予測するためには"200日移動平均線"を見ることが重要になる」と語り続けていたリー氏は、今回の価格急騰によってビットコインは200日移動平均線を上抜けているため「ビットコインは強気相場に移行した」と考えています。実際に価格がやや下落している2019年4月5日時点でもビットコイン価格は「200日移動平均線」を上回るラインでの推移を続けています。

ビットコインは2019年4月2日の価格急騰で「200日移動平均線(黄色ライン)」を上抜け(画像:bitbank)ビットコインは2019年4月2日の価格急騰で「200日移動平均線(黄色ライン)」を上抜け(画像:bitbank)

今後の市場をみる上での重要ポイント

ビットコイン価格の上昇を支える要因はこの他にも複数の要因があります。リー氏は今年の2月に「2019年の仮想通貨市場を予測する上で重要となる9つのポジティブ要因」があることを語っており、
・機関投資家の流入
・法定通貨から仮想通貨への流入
・発展途上国や地域の市場
・米ドルの下落
・セキュリティのインフラが整う
Lightning Networkの拡張性向上
などといった複数の項目を挙げています。

同氏はこれらの要因を語る中で「2019年末までには200日移動平均線を上抜ける」とも語っていたため、今回の価格急騰でこの予想が的中したことになります。しかし、現時点ではまだ完璧に強気相場に移行したとは言えないのも事実であるため、今後は200日移動平均線よりも高い水準を維持できるかが重要になると考えられます。

多くの専門家たちは「仮想通貨の冬は終わった」と語っていますが、以前として「まだビットコインは底を打っていない」との意見も出ているため、今後数週間は注意が必要であると言えるでしょう。

リー氏は、彼自身が「今ビットコインを買っているかどうか」を尋ねられた際に『Fundstrat(リー氏が共同設立した投資顧問会社)は個人に対して"自分の純資産の1〜2%をビットコインに投資すること"を推奨する』と語り、尋ねられた質問をほぼ無視しています。

仮想通貨投資は比較的気軽に始めることができるものの「資金の移動方法がやや複雑なこと」や「詐欺などの行為が依然として多いこと」などもあるため、投資経験のない人が最初から巨額の資金を投資することは危険でもあります。その他多くの専門家もリー氏と同様に「投資する際には失っても良い資金の範囲内で」と念を押しているため、実際にビットコインを購入する際には無理のない範囲で投資するようにしましょう。

2019年4月5日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先日4日に58万円近くまで上昇しましたが、その後は停滞が続いており、2019年4月5日時点では「1BTC=556,903円」で取引されています。

2019年3月29日〜2019年4月5日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)2019年3月29日〜2019年4月5日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

ビットコイン(BTC)の購入はレバレッジ取引も提供している仮想通貨取引所Liquidからどうぞ。

仮想通貨取引所Liquidの画像 仮想通貨取引所Liquidの登録ページはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

1万豪ドル以上「現金払い禁止」のオーストラリア、仮想通貨を除外した理由とは?

1万豪ドル以上「現金払い禁止」のオーストラリア、仮想通貨を除外した理由とは?

トルコの仮想通貨取引所「Coinzo」オープン!リップル(XRP)など6銘柄取り扱い開始

トルコの仮想通貨取引所「Coinzo」オープン!リップル(XRP)など6銘柄取り扱い開始

リップル(XRP)「約3,600万円相当」盗難事件 ー オーストラリアで女性逮捕

リップル(XRP)「約3,600万円相当」盗難事件 ー オーストラリアで女性逮捕

BitMEXのCEO:ビットコイン価格上昇は一時的「また底値を更新する」

BitMEXのCEO:ビットコイン価格上昇は一時的「また底値を更新する」

Google:イーサリアムを広告キーワードの「ブラックリスト」に登録|疑問視する声も

Google:イーサリアムを広告キーワードの「ブラックリスト」に登録|疑問視する声も

ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年7月7日〜13日

ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年7月7日〜13日

注目度の高い仮想通貨ニュース

Huobi Japan:500円相当の仮想通貨「XRP」が当たるアンケート調査を実施

Huobi Japan:500円相当の仮想通貨「XRP」が当たるアンケート調査を実施

楽天ウォレット:仮想通貨の「現物取引サービス」を開始|主要銘柄3種類に対応

楽天ウォレット:仮想通貨の「現物取引サービス」を開始|主要銘柄3種類に対応

ビットコイン投資「長期保有」が成功の鍵?利確ポイントは「98.66%」著名アナリスト

ビットコイン投資「長期保有」が成功の鍵?利確ポイントは「98.66%」著名アナリスト

ビットポイント社長:仮想通貨流出に関する「謝罪動画」を公開

ビットポイント社長:仮想通貨流出に関する「謝罪動画」を公開

ブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」開発へ|CryptoKitties運営企業と米NBAが協力

ブロックチェーンゲーム「NBA Top Shot」開発へ|CryptoKitties運営企業と米NBAが協力

イーサリアム(ETH)がもはや「アルトコインではない」7つの理由

イーサリアム(ETH)がもはや「アルトコインではない」7つの理由

Galaxy S10などに仮想通貨の「市場分析・価格予想」アプリを追加:SAMSUNG

Galaxy S10などに仮想通貨の「市場分析・価格予想」アプリを追加:SAMSUNG

Lamborghini:ブロックチェーンで保護された「カスタムペイント車両」を公開

Lamborghini:ブロックチェーンで保護された「カスタムペイント車両」を公開

プレミアリーグ所属の「エヴァートンFC」仮想通貨取引プラットフォームeToroと提携

プレミアリーグ所属の「エヴァートンFC」仮想通貨取引プラットフォームeToroと提携

全面経済制裁でビットコイン取引量「過去最高」に|ベネズエラへの米国圧力続く

全面経済制裁でビットコイン取引量「過去最高」に|ベネズエラへの米国圧力続く

仮想通貨で「チップが送れる」Twitter向け新機能を一般公開:Braveブラウザ

仮想通貨で「チップが送れる」Twitter向け新機能を一般公開:Braveブラウザ

SBI証券、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」を子会社化|板取引は31日開始予定

SBI証券、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」を子会社化|板取引は31日開始予定

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

【2019年】国内仮想通貨取引所の「セキュリティ対策・資産管理状況」まとめ

【2019年】国内仮想通貨取引所の「セキュリティ対策・資産管理状況」まとめ

「医療分野」におけるブロックチェーン活用事例|情報共有がもたらす数々のメリット

「医療分野」におけるブロックチェーン活用事例|情報共有がもたらす数々のメリット

ブロックチェーン×ドローンという「ビジネスの可能性」技術融合で未来の生活が変わる

ブロックチェーン×ドローンという「ビジネスの可能性」技術融合で未来の生活が変わる

貿易産業を変革するブロックチェーン技術「分散型管理」で輸入・輸出の問題改善へ

貿易産業を変革するブロックチェーン技術「分散型管理」で輸入・輸出の問題改善へ

ポルシェ:ブロックチェーンを活用した「次世代スマートカー」計画

ポルシェ:ブロックチェーンを活用した「次世代スマートカー」計画

トヨタ(TOYOTA):ブロックチェーンや最新技術で「モビリティ社会」の新時代へ

トヨタ(TOYOTA):ブロックチェーンや最新技術で「モビリティ社会」の新時代へ

人気のタグから探す