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暗号資産ニュース週間まとめ|2019年5月12日〜18日


2019年5月12日〜18日にかけて紹介した仮想通貨(暗号資産)関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

待望の「ビットコイン先物」7月テストへ|Bakkt

仮想通貨業界で特に注目されて続けてきた仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」は、待望の”ビットコイン先物取引”を提供するためのテストを2019年7月に開始する予定だと発表しました。

この発表は、ビットコインの価格上昇に拍車をかける形となり、発表後のBTC価格は一時的に90万円近くまで高騰しました。

伝説の投資家が語る「仮想通貨が生き残る理由」

発展途上国や新興国などへの投資を行なってきたことで知られる伝説の投資家Mark Mobius(マーク・モビアス)氏は、以前はビットコインや仮想通貨に対して慎重な姿勢をとっていたものの、最近行われたインタビューでは『ビットコインは人々からの需要を満たすことができる特徴を備えているため、将来的にも発展していく』と考えていることを明かしています。

仮想通貨に対して懐疑的だった世界の有名な投資家たちは、ここ最近で徐々に仮想通貨に対する意見を改めつつあります。

有名サッカークラブの独自トークンが「BINANCE」に?

スポーツファンとクラブチームを結ぶ仮想通貨投票プラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を支えている「チリーズ(ChiliZ/CHZ)」は、仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)が新しく立ち上げたブロックチェーン「BinanceChain(バイナンスチェーン)」との戦略的パートナーシップを発表しました。

このパートナーシップによって、複数の新しいサービスが提供されるほか、将来的には「Socios.com」のプラットフォームに参加している有名サッカークラブの独自トークンがバイナンスチェーン上で発行される可能性もあると伝えられています。

2019年に期待が高まる「複数のアルトコイン」

仮想通貨市場ではビットコインの価格上昇が続いていましたが、ここ最近ではアルトコインの価格にも大幅な上昇が見られており、ネム(NEM/XEM)の価格は一時的に7日間で90%近くの価格高騰を記録しています。

以下の記事では、アルトコインで大幅な価格上昇が見られた日に特に高い上昇率を記録していた仮想通貨を複数紹介しています。

Webブラウザ「Opera」複数の仮想通貨サポートへ

昨年から仮想通貨ウォレット機能などを搭載し始めているWebブラウザ「Opera(オペラ)」は、新しくトロン(Tron/TRX)とTRC標準(TRC-standard)トークンをサポートする予定であることを明らかにしました。

また今後12ヶ月以内には、その他複数のブロックチェーンにも対応していく予定だと伝えられています。「Opera(オペラ)」は、世界中で3億人を超える人々に利用されている人気のブラウザの一つであるため、複数のブロックチェーンや仮想通貨が正式に採用されれば、仮想通貨業界の発展にも繋がると期待されます。

仮想通貨「スタバやサーティーワン」でも利用可能に?

仮想通貨決済サービスを提供している「Flexa(フレクサ)」は、Starbucks(スターバックス)などを始めとする世界的にも有名な大手小売店15社で同社のサービスを通じて仮想通貨が利用できるようになることを発表しました。

発表された15社の中には、サーティーワンアイスクリームで知られるアメリカのアイスクリーム・ケーキ専門のチェーン店「Baskin Robbins(バスキン・ロビンス)」なども含まれているため、仮想通貨決済の普及促進にも繋がると期待されています。

大規模ブロックチェーンネットワーク本格稼働へ

メッセージアプリ「カカオトーク」を運営していることで知られる「Kakao(カカオ)」が昨年立ち上げたブロックチェーン部門「Ground X(グラウンド・エックス)」は、独自のブロックチェーン「Klaytn(クレイトン)」のメインネットを6月27日に公開することを発表しました。

「Ground X」や「Klaytn」はこれまでにも数多くの企業との提携を発表しており、「Klaytn」を中心とした幅広い分野にまたがる大規模なブロックチェーンネットワークを展開していく計画を明らかにしていました。メインネットが正式に公開されれば、これらのサービスが本格的に利用できるようになっていくため、「Ground X」や「Klaytn」に関するニュースには今後もさらに期待が高まります。